子育て中における笑顔の大切さ

小さな子どもを笑わせるには、単純だけど意外性のある事をしてみるのが結構効果的です。いないいないばあ、を普通にやった後、最後に変な顔をして見せるだとか、ごくシンプルに、赤ちゃん目線で「あれ?」ということをやってみると、にやっと笑ってくれたりします。

ただくすぐってあげるだけでも、子供は大喜びします。そのときは、やる方も必ず笑顔でやらなければいけませんけれどね。ただ子供は楽しいとエンドレスにやってほしがるので、こっちが疲れてしまうのですが。

子どもは笑顔の天才ですので、あまり色々考える必要はないと思います。ただママが笑顔でいられさえすれば、笑顔になる子供がほとんどです。赤ちゃんは大人の顔を見て表情を学習します。お母さんが良く笑っていれば、その笑い方をみて笑い方を身に着けていくのです。

子どもに学ぶ笑顔、子供からもらう笑顔

長男は、赤ちゃんのころから本当によく笑う子でした。あんまりよく笑うので、親の方も面白がって、くすぐってみたりだとか、わけのわからない遊びをしてみたりだとか、色々やってみました。正直、長男の笑い上戸には私は何度となく助けられました。

長男は10歳で、幼児期の時ほど馬鹿みたいに笑いころげてはいませんが、今でも良く笑う子です。そして昔からそうですが、なんでも楽しむことの天才です。親の口からいうのもなんですが、本当にそう思います。私は息子をお手本にしていることも多いです。

笑顔になる事やくだらないことを心底楽しむ才能は、親より子供の方があります。その点は子供に素直に学ぶのもいいかもしれません。そして子供のしぐさや表情は、よく見ているとそれだけでも笑えてくるものです。

うちの次男は表情がとっても豊か。顔が七変化どころではないくらい変わります。泣き顔すらも面白い。あまりに変化するので、愚図っている顔を見ては笑ってしまうんです。最近では自分の顔を武器と思うのか、変顔を沢山編み出して見せてくれます。

子どもと過ごしていると、笑いの材料は沢山あります。でもそれに気づかずにいると、せっかく笑顔になれる機会を逃してしまいます。ちょっとした小さなことでも、おやっと思って笑う事。そうするとだんだん笑顔が癖になってくる気がします。

笑顔を絶やさないためにできること

笑顔を絶やさない最大の方法は、笑顔でいられることを第一優先に考えることかもしれません。育児は楽しいことばかりではなく、我慢しなければならないことも沢山あります。子供がいう事をきかない、旦那が手伝ってくれない、義母との関係がうまくいかない、仕事との両立に行き詰る、ママ友との関係に悩んでいるなど等。

また、不安な事や心配なことがあっても、なかなか笑顔でいられなくなります。金銭的な不安、仕事やご近所でのトラブル、子供の病気への不安、ママ自身の体調不良など、苛々の材料は挙げればきりがありません。そういったことにとらわれていると、笑ってなどいられない気持ちになってくることもあります。

でも、子供は日々大きくなっていきます。子育ての毎日は、日々1度きりしかないものです。それを苛々だけで過ごしてしまうのは、あまりにもったいない。笑顔でいられる日々より大切な事とは何でしょうか。悩んでいることの大半は、毎日笑顔で楽しく過ごせるために努力しているゆえに起こる悩みでもあるのです。

それがいつまでも解決できず悩み続けているのでは、本末転倒だと思いませんか。私は、笑顔でいられなりそうなときは、何か他のことを諦めます。とりあえず自分が笑顔で平穏にいられるような環境をつくることを優先します。優先順位で、自分が笑顔で過ごせること、それを第一に考えます。家族を笑顔にしたいなら、自分がまず笑顔でいることが一番だと思うからです。

笑顔が心にも体にもいいことはわかっています。ですから、いろんな心配事はひとまず置いておいて、とりあえず笑顔になってみませんか。笑顔になりさえすれば、抱えている問題にも何かいいひらめきがみつかって突破口がみえるかもしれません。

ABOUTこの記事をかいた人

30代後半、10歳と5歳の男の子の母です。 平日は、子供を学童と保育園に預けてパートタイマーとして働いています。慌ただしいながらも頑張りすぎず、気楽で楽しい育児をモットーに、賑やかで幸せな日々を送っています。