幸せを運ぶ子供達と子育て

二人が飛び込んできた時


まだまだ甘えたい二人。私の膝は争奪戦です。
二人で私の膝の上を取り合っている時、二人は必死で下の娘なんて号泣ですが私は嬉しくておかしくてたまりません。
愛されている、必要とされているとひしひしと伝わる瞬間かもしれません。
このやり取りもあと何年かでなくなってしまうのか・・・と思うと寂しいですが、今は存分にこの幸せを噛みしめながら飛び込まれたいと思います。(笑)

パパが帰ってきた時

毎日パパが帰宅すると二人とも走って玄関に向かいます。起きていられる日は必ずです。
パパは帰宅後二階に上がりスーツを片すのですがそれにドタドタとついていき、パパはシャツとパンツ一丁で息子をおんぶ、娘を抱っこで二階から降りてきます。
それからしばらくたかいたかいや抱っこをしてもらって子供達が満足したらパパはお風呂に入ります。パパは疲れている中かわいそうな気がしますが見ているこちらとしてはこれもまた幸せな瞬間。私は身体が小柄なので息子と娘を同時におんぶ、抱っこができるパパを羨ましい・・・と思う瞬間です。

ここまでは日々の幸せな時間をご紹介しましたが、子育てして5年。
驚きと共に幸せを感じた出来事をご紹介させてください。

息子が胎内記憶を話してくれた時

息子が4歳半の頃。
いつものように寝かしつけしているといもむしのようににょきにょきと動き出した息子。
「何してるの?」と私が聞くと息子が話し始めました。
「ママのお腹の中をにょきにょき動いて下にいったの。
 お腹の中は真っ赤であったかくてママの声がいつも聞こえたんだよ。
 お空からママとパパのとこに来たくてお腹に入ったんだ。
 下ににょきにょきいったらパーン!ってなってお外に出たんだよ」

私は息子の時は微弱陣痛で赤ちゃんがおりてきているもののなかなかお産が進まず帝王切開でした。お腹をひらくと赤ちゃんがおりてしまっていて先生が子宮口から赤ちゃんの頭を押してお腹の方へ戻した経緯があります。
でもこの事、息子に話した事はありませんでした。
落ち着きのない息子なので胎内記憶もどうせないんだろうなと聞いた事もありませんでした。胎内記憶って一度話すと忘れるって言いますよね。
今では覚えていないと言います。

私は驚いて「そうなんだぁ、ママとパパのところに来てくれてありがとう」
と伝えぎゅーっと抱きしめると息子が急に泣き出しました。

「僕はママのことが大好きなんだよぉ。だからずっと一緒にいたいいんだよぉ」

と。もうなんとも言えない気持ちでした。愛おしくて愛おしくて小さい身体で精一杯愛情を伝えようとしている姿に私も涙が出てきました。
毎日毎日ただ一緒にいてただ一緒に時間を過ごすというマンネリした時期だったと思います。あぁ、私はこの子を命がけで産んだんだ。一生守るって決めたんだ。とハッと思い出させてくれた出来事です。
あの時息子なりに幼稚園に入園したり妹ができて我慢することも多くつらい時期だったのかもしれません。
ぎゅーっと抱きしめながら
「ママも大好きだよ。大丈夫、ママはいつもそばにいる」
そう伝えると泣きながら寝た息子の顔は安心したちょっと微笑んだような本当に天使のような寝顔でした。今は5歳半になり生意気になってきましたが・・・

娘もいつか話してくれるのかな・・・と待っているところです。
こちらからは聞かずに娘が話してくれるまで待っていようと思います。

存在自体が幸せの塊


子供って本当にすごいですよね。私達も一緒に成長させてくれます。
イライラする事もある以上に幸せをたくさんくれる。1日に何回幸せを運んでくれるのでしょうか。心に余裕がない時はなかなかそうも思えませんが大変な分、幸せも倍です。
子供がいなかった時、毎日こんなに笑っていただろうか・・・とよく思います。
私の場合、幸せが2つ。毎日となりにいます。キラキラした瞳はプライスレス。この環境を私なりに守っていきたいと日々思います。

ABOUTこの記事をかいた人

5歳の息子、2歳の娘に育児奮闘中のママです。 趣味といえばファッション雑誌を読むこと、日記を描いたりインドア派ですがここのところは家ではゆっくりできず公園に行ったり子供と外で遊んだりと身体を動かす事にも楽しみを覚え始めているただのママです。