あなたは、子育てをしながら夢を見る?夢を見ながら子育てをする?

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「夢はなんですか?」と聞かれてはっきり「〇〇です!」なんて答えられる人って少数ではないでしょうか?かくいう私もその1人でした。昔から「何かを書きたい」という気持ちはあったので、絵や漫画、小説もどきを書いていたのです。学生時代は時間があったので習いに行ったり、雑誌に投稿することもしていていました。ガッツリ熱中するというより、生活の一部といった感じだったと思います。

夢なんて忘れていた子育て時期

そして卒業、就職、結婚。1人目出産、2人目…3人目…みなさんも心当たりがあると思いますが「自分のことは後まわし時期」に突入したのです。子供が大きくなった今、振り返れば「そんなの放っておけばいいのに」というようなことも必死で頑張っていました。当時の唯一の夢は「1人でゆっくりご飯が食べたい。1人でゆっくり風呂に入りたい。1人でゆっくり朝まで寝たい」という本当に切ない夢でした…そんなの普通のことでしょ?ということが子育て時期の私には、本気の夢だったんです。

ふと思った「私」ってなに?

怒涛の子供達の乳幼児育児時期が過ぎ、切ない夢が叶ってしばらく経った頃のこと…1人で布団に入った時、ふと考えたのです。 「このまま子供達が大きくなって巣立った後、私はどうなっているんだろう?もしかして、ただ年をとって死んでいくだけ?」ものすごく不安になりました。このままじゃいけない。子育てだけが私の人生じゃない。私は嫁でもなく母でもなく「私」なんだ!何かしたい。このままお婆ちゃんになりたくない!そして思い出したのです。自分が文章を書くのが好きだったことを。

自分を取り戻すために始めたこと

とりあえず手っ取り早くブログを始めました。あえて育児系のブログにはしませんでした。昔から大好きだった音楽に関するものにしたのです。というのは母親の自分から離れたかったということが1番の理由でした。音楽のブログでは、老若男女問わず色々と接することが出来ました。後から始めたツイッターでも同じです。同じ価値観や興味を持った人たちが、好きなことを共有してるわけです。そこにいるのは、正真正銘の私なのです。母親ではない私です。
SNSを続けていると、昔から感じていた「文章が書きたい」という思いが強くなってきました。ただ気持ちを吐き出すSNSではなく、文章を書く事を意識し始めたのです。

やりたいことの延長が夢だと気づいた40才

今はこうやって文章を書き、誰かに読んでもらえています。決して副業といえるものではありません。でも40才を超えた私に「やりたい事がある」ということは素晴らしいことだし、やりたいことの延長が「夢」なのかもしれない、と思っています。今の私の夢は「ライター」です。職業は?と聞かれて、はっきりそう言えるレベルのライターになりたいです。

夢は大きくなくていい

夢というものはその時代毎に変わっていくものです。もしあなたが「何の夢もない」と嘆いているのならば、身の回りの身近な夢を探してみませんか?「1人でケーキをワンホール食べる!」「自分へのご褒美にアクセサリーを買う!」など少し手が届きそうな夢でいいんです。叶うことが出来たら、また夢を探せばいいのです。今は子供も小さく自由がきかない時期ですが、あなたは嫁でも母親でもない「私」ということを忘れないようにしてください。するといろんなことが見えてきます。そしてきっと何か見つかると思います。「私」を大事にしてあげてくださいね。

ABOUTこの記事をかいた人

高校生と大学生の子供が3人いるママです。 まだまだ絶賛育児中。 家族も大事だけど自分も大事。 家族とパンクロックをこよなく愛しているアラフォーです。 座右の銘は「子育ては自分育て」