みんな大好き遠足の注意点

春になって暖かくなると、遠足に行く季節だなあと感じます。年齢別に、未満児さん、年少さん、年中さん、年長さんで、歩くことができる距離も変わるので、行く場所が違う、または歩きではなく、電車やバスを利用するなんていう、少しハードルの高い遠足を行う所もありますね。どこに遠足に行くかにもよりますが、遠足に行く際には気をつけないといけないことがあちこちにありますので、様々な角度から注意点をあげてみたいと思います。

場所決め・ルート決め

園児の人数に対して、保育士さんの人数は限られており、園児よりももちろん少ないです。保育士一人で数人の園児を見なければいけないので、道を歩くということだけでも大変です。まずは、年齢別に疲れすぎず、歩いて行くことができる目的地をピックアップして決めることから始まります。近すぎても物足りなく、遠すぎると、帰りのこともあるので疲れすぎない、ちょうどいい場所を選択することが大切です。次に歩いて行くルートです。車が通る道なのに、あまりに狭すぎる道路や、車の通行が多い道は遠足には向きません。
ほどよく車幅があり、交通量の少ない道が良いでしょう。実際に歩いて危険がないか、どの程度で到着するか確認することも忘れないことです。

当日~行き・帰り~

特に気を付けたのが、やはり遠足当日の行き帰りです。列になって歩く園児ですが、友達同士でふざけているうちに、勢い余って車道に飛び出してしまうというような危険が、いつ起こるかわかりません。そのようなことを防ぐためには、まずはふざけたりせず歩くということを園児に話すこと、押し合うことがないか見ていることが大切です。また、歩いているうちに道を外れて迷子になるという可能性もゼロではないので、列から園児が外れないか、目を光らすことが大切です。

当日~目的地にて~

公園や、施設に着いてからも気をつけることはあります。遊具がある場合には、遊具から落ちる、手を挟む、園児同士の順番争いによるケンカに注意します。他にも、公園や施設から園児がいなくなるという可能性もあるので、公園、施設全体に注意を配ることも忘れてはいけません。

気を付けることはたくさん

年齢により、気を付けることは様々ですが、挙げてみると意外と数多くあることがわかりますね。これをすべて保育士さんに丸投げするのはあまりに大変です。年齢が低ければ低いうだけ危険は増えます。保護者同伴の親子遠足や、代表の保護者が数人付き添うなど、保育園や幼稚園と、保護者、両者でうまくサポートし合いながら、無理と、危険のない、園児たちが楽しむことのできる遠足を実現できるといいですね。

ABOUTこの記事をかいた人

2歳の子供を育てる専業主婦です。 朝から晩まで子供と二人で行き詰ってしまうことやイライラしてしまう育児ですが それでもわが子はかわいい。と反省する毎日です。 子供とパパと3人で過ごす休日が何よりの楽しみです。