明後日は保育園の遠足です。すでに数回遠足を経験している長男は遠足が楽しみでしょうがない様子。それに対して今回初めて遠足に参加する次男。今朝になって、突然、遠足に行かない!!と言い出してしまいました。あっちゃ~これは、困った。遠足は楽しいよ~と言ってみるけど、効果なし!さあどうやって遠足へ行くことを納得させよう??え~と遠足の楽しみは?遠足に行くメリットは?そもそも遠足の目的って何だっけ??と、お困りのあなた。
遠足の目的や遠足に誘い出す方法について紹介します。
遠足の目的は?
保育園や幼稚園などの行事にはすべて目的があります。もちろん遠足もそうです。
目的の内容は園や参加する子どもの年齢、遠足の時期や形態などによって異なりますが、おおよそ次のようなことが代表的な目的として挙げられます。
親子遠足
- 親子のふれあいを深める
- 保護者間の親睦をはかる
公共施設や交通機関を使用する遠足
- 公共施設におけるマナーを学ぶ
- バス、電車などの公共交通機関のルールを学ぶ
- 社会の中における振る舞いについて学ぶ
その他
- 動物や植物、自然とのふれあいを楽しむ
- 新しく入った(または卒園していく)お友達とのふれあいを楽しむ
- その時期や季節特有のことを楽しむ
また、たとえば「春を楽しむ」という1つの目的であっても年齢によって
- 春の訪れを体で感じる
- 春の自然に触れる
- 春見つけをする
などのように、それぞれ違ったねらいを持たせることもできます。
遠足に行きたがらない子どもも遠足を楽しみに待てる方法
保育園の年少未満のクラスの子や初めて保育園や幼稚園に通う子どもたちの中には遠足に不安を感じる子もいます。ようやく保育園生活に慣れてきたところでお父さんやお母さんが一緒ならまだしも保育者と園児たちだけで園外にでかけるなんて、恐怖にしか思えない子もいるかもしれません。
そこで、遠足は怖いものではなく楽しいものであるというイメージを子どもたちの中に植えなければいけません。
そのための方法には
- 園の中で遠足ごっこをする
- お弁当の話をする
- リュックやレジャーシート、お弁当箱など遠足に必要なものを子どもの好きなキャラクターものにする
などがあります。
また、もともと遠足を楽しみにしているお友達と一緒に遠足まであと○日と数えることで、なんとなくウキウキ感が伝染していくということもあるので試してみてはいかがでしょう?
なお、遠足の前には楽しさだけでなく遠足における事故防止のためにも
- 先生との約束はきちんと守る
- 急に道路に飛び出さない
- 決められた場所で遊ぶ
- 勝手に一人でどこかに行かない
- 合図があったら集まる
などのルールも子どもたちにしっかりと教えることが大切です。
まとめ
我が子が通う保育園では、遠足のお昼ごはんに保護者の参加が歓迎されます。仕事をしているとなかなか参加することは難しいですが、育児休業中はお昼時間に合わせて生まれて数か月の赤ん坊を連れて遠足の目的地まで子どもたちの様子を見に出かけていました。1度行くと2回目以降は事前に「今日の遠足に母さん、来る?」と確認するほど遠足の楽しみの一部としてくれていたようです。
1度参加してしまえば遠足が楽しいものであることは子どもにもすぐにわかります。
遠足の目的を知り、子どもが初めての遠足を楽しみに待てる環境を用意してあげたいですね。