今の時代、スマホ、携帯電話が必須です。10代、20代のスマホ普及率はいずれも90%を超えており、60代でも半数の50%を超えているので、多くの人が持っていることがわかります。子供を持つママパパの行きつくのが、スマホをいつから持たせるかという問題です。中学生なのか、高校生からなのか、ママパパの考え方によって決まりますが、どんな理由や事情があるのか覗いてみましょう。
どうしてほしくなる?
親が使っている程度では、ほしい!買って!とならないと思います。まだスマホを持っている子が少ない中学校。スマホを持ち出すが子がちらほら出てきます。私が中学生だった頃も、初めの数人が持ち出すとみんな物珍しく、ちやほやするくらいです。その影響から、そのうちにまた一人、また一人…とスマホを買ってもらう子が増えていき、連絡先を交換するようになります。それを見ている子供たちは、自分もほしくなり、親にスマホがほしいとお願いするようになるのです。実際私もそのような状況で、「みんな持っているから~」と両親を説得しました。そして、念願叶い、中学2年生の終わり頃にスマホを買ってもらいました。今は小学生でも持っている子もいる時代なので、私の頃に比べるとほしいと言い出すのが早くなっているかもしれませんね。
中学生?高校生?
私は両親を、みんな持っていると説得しましたが、実際には、高校受験が終わるまで持たせてもらえないという子もいました。中学のうちから持たせるか、高校受験が終わり、卒業と入学祝いに買ってあげるのかというのは、パパやママにとって大きな問題です。中学で持たせてしまうと、ゲームだ、ラインだ、ユーチューブだ、と言ってスマホばかりになり、勉強がおろそかになることが一番心配です。さらに、ライン等でのいじめ問題も話題になっています。そうなると、高校生になってから…となりますが、みんな持っている、仲間外れになる、と言われると、どうしても親の心情が揺らぎます。
メリットは?
どうしてもデメリットばかり浮かびますが、メリットもあります。
- 部活や塾帰りに連絡がつく
- 事件の多い今の時代、GPSにより、居場所の特定
- 危険を自ら知らせることが可能
- 友達同士での情報の共有
- 家族間でのコミュニケーションの向上
ルール決め
中学生のうちから、スマホを持つことは、デメリットもありますが、メリットもあります。持たせるか、持たせないかは、親であるパパとママが決めることです。夫婦でよく話し合い、持たせることにする場合は、親子で良く話し合うことです。使う時間を決めること、勉強をおろそかにしないこと、安心サポートなどに加入することなどルールをはっきりさせることが大切なのです。