出発する前に
「遠足」と聞くと楽しみで眠れなかった前夜を懐かしく思い出す方も多いのではないでしょうか?
お弁当に水筒、レジャーシート、おやつ‥用意するだけでウキウキしましたね。
列を作って歩いている時、そして移動のバスの中で色々な歌を歌って気分が一層盛り上がったものです。
歌は、そこにいる人の心を一つにしてくれます。
園によっては親子参加型の遠足を実施するところもありますが、出発前に皆で歌を歌うことで一体感が増しますので、是非元気な声で歌ってから出発してください。
こちらの歌は、いかがでしょうか?
バスに乗って行くなら
遠足は、園から歩いていける距離にある大きな公園などに行く他に、電車や貸し切りバスで(もしくは園バス)で行く等、色々なケースがあります。
子供たちは帰路疲れてしまいますから、バスで移動する園が多いようです。
帰りはともかく、往路子供たちは元気ですから、たくさん歌って楽しみましょう。
行きのバスの中ではこちらの歌をお勧めします。
親子遠足でしたら、お母さんもお子さんと一緒に元気に歌ってくださいね。
「しあわせならてをたたこう」
https://www.youtube.com/watch?v=cWCYH_WGWS0
歩いて行くなら
自然が豊かな場所にある園なら、バスを使わずに行き帰り頑張って徒歩で移動することが可能です。
歩くことは子どもの足腰を鍛えてくれるので理想的ですが、歩きながら歌うのは引率の先生方も、子どもたちもちょっと大変ですし、安全面も心配です。
集合して点呼を取ってから、元気に一曲歌って出発しましょう。
その場合、歌なら何と言っても映画「となりのトトロ」の「さんぽ」です。
「歩こう、歩こう」で始まる、子どもから大人まで誰もが知っている歌であり、これからたくさん歩く子どもたちにぴったりです。
思い出は、歌と共に
遠足が終わってからしばらくの間、お家でお子さんが遠足で歌った歌を一人で歌い出すことがあるでしょう。
楽しかった遠足の事を思い出しながら無意識のうちに歌い出しているのですから、むやみに話しかけたりせずにそっとしてあげてください。
小さな子どもでも、様々な体験をじっくり反芻する一人の時間は大切です。
その時は黙って見守り、大きくなってから
「幼稚園の頃、遠足で歌った『〇〇の歌』を一人でよく歌っていたわよ。
遠足、とても楽しかったのね。よかったね。」
と、教えてあげてください。
細かい事を忘れていても、幸せな記憶の存在だけで、いくらでも子どもの心は豊かになります。