こうしてみるとPTAの活動は子どもたちに関わるものが多くどれも欠くことができないものであることがわかります。
これはあくまでも我が子が通う小学校のPTA活動の一例です。活動内容は学校によって異なるため,ぜひあなたが関わるPTAについてその活動内容を調べてみてください。今までとは違ったPTAに対する意識がめばえるかもしれませんよ。
PTAをより良い組織にしていくためにできること
PTAの活動が欠かせないものであることがわかった以上,PTAをなくすことは得策とは言えません。けれどPTAが負担であることは事実です。
そこで,PTAに対する負担感を減らすためにも保護者の方がPTAをやりたくなるとまではいかないにしてもやりたくないと言わなくなるためにはどうしたらよいのでしょうか。
PTAを負担に感じるのは,仕事量が多い,仕事内容に納得できていないためではないでしょうか。
つまりPTAの仕事や予算の中に「これって,本当にPTAがしなければいけないの??」と思うことがあるということです。
例えば
- 運動会の準備
- 学研販売
- 花の手入れ
- 給食費の決済報告
など
もちろん学校によってはこれらの仕事をPTAの仕事としていないところもあります。古い話になりますが,私が小学生のころは運動会の準備は高学年と先生方の役割でしたし花の手入れは美化委員という委員会活動の一環だったため生徒の仕事でした。また,我が子が通っている小学校では給食費の決済報告は保健室の先生がされています。学研販売については思い当たることがないためわかりませんが・・・
このようにみるとPTAの仕事や予算の中にはPTAがやらなくてもいいものが含まれているかもしれません。
そこで「だから,PTAは嫌なのよ」となる前に提案してみてはいかがでしょうか?どこの学校でもPTAには総会などのような意見を述べることができる場があると思います。そこで思いを発言することでPTAは変わっていくことができるかもしれません。「納得できない」を発信して「こんなPTAならやってもいいかな」と思える組織に変えていくことができたらいいですね。
PTAの活動範囲
なおPTAには学校単位,市町村単位,県単位,地方単位,全国単位の組織がありますが活動は学校ごとに行われています。
各学校のPTAの代表者が市町村PTA,県PTAなどの総会等に出席しているようですがそれは他校のPTA運営の良いところを知るための情報収集の場として活用されているようです。
そう考えると市町村PTA,県PTAなどへ出かけていくことに対する負担感も多少は減りませんか?
まとめ
仕事が多い,時間が割かれる,納得できないことが多い
そんなPTAでも,中にはとても片手間でしているとは言えないほどPTAに熱中してしまって,逆にPTAの仕事,役割に充実感を覚える人もいらっしゃるそうです。
また,PTA役員をしている人は同じくらいの子どもをもつ保護者です。PTAを通じて子育てに関する意見交換,情報交換をすることもできるそうです。
PTAはなくすことができないと気付いてしまったのなら,PTAをより良いものへ改変しPTAを効果的に活用していくのもありかもしれませんね。
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