子育てをしていると、様々な悩みや不安、心配事などがでています。最近、問題になっている育児放棄ってどんなことなのでしょう。育児放棄になる前に防げないものなのでしょうか。初めての子育てや周りに相談する人がいない場合は、特に子育てについての悩みで苦しむことがあるかもしれません。育児放棄についてまとめてみました。
育児放棄ってどういうことでしょう
育児放棄とは、子育てを放棄してしまうことなのです。赤ちゃんの時期には、赤ちゃんが泣いているのをほっておいて、泣いたままの状態にしてしまうことや、食事を与えないことも育児放棄です。子育ては、子供が成長していく中で親がきちんと世話をしていかなくてはなりません。最近、ニュースでとりあげられることもよくあります。大きな社会問題のひとつともなっているのです。育児放棄とは、ネグレクトといわれることもあります。
育児放棄が子供に与える影響について
育児放棄は子供に対する虐待のひとつなのです。親が子供に対して子育てを放棄してしまうことは虐待になります。子供に与える影響は大きいです。子供は、育児放棄を受けることで、子供は心を閉ざしてしまうことがあります。知的発達に問題がでてくることもあるようです。対人関係にも支障をきたしたり、コミュニケーションをとることが難しい子供になってしまうかもしれません。友達を作ることが難しかったり、今後の子供の成長に大きく影響を与えることになります。
育児放棄の種類
食事を与えないことや、お風呂に入れないこと、オムツを替えないなどの行為は一般的ネグレクトといわれる育児放棄です。そして、子供が体調を崩しているのに、病院へ連れて行かなかったり適切な対処をしないことを医療的ネグレクトといいます。他に、子供が小学生になり義務教育が必要なのに、教育を受けさせないことを教育的ネグレクトといいます。子供の要求にこたえないで無関心でいることや、親の都合にあわせて子供をコントロールすることも育児放棄になってくるのです。
育児放棄とならないように
どうして、こういった育児放棄をしてしまうのでしょう。育児に疲れきり限界になってしまったことが原因かもしれません。一人で頑張りすぎているのかもしれません。誰にだって、ストレスや疲れはたまってきます。そんな時は、誰かに相談することです。身近な夫や親でも友達でもいいのです。意外と簡単に解決することもあります。自分の時間を作ることも大切です。自分自身も子供も、嫌な思いをすることがないように育児放棄ということが起きないようにしましょう。
