来週は幼稚園の遠足、さてどんなお弁当を作ろう？前回の遠足ではお友達がかわいいキャラ弁だったって言ってたなぁ・・・遠足は特別な日だし、私もがんばってキャラ弁に挑戦してみようかな？でもせっかく作ったキャラ弁を残されたらショックだなぁ、ちゃんと食べてくれて子どもが喜ぶお弁当ってどんなお弁当なのだろう？？というあなたに子どもが喜ぶお弁当メニューや遠足に持っていくお弁当で気を付けることについて教えます。
子どもが喜ぶお弁当メニューは？
保育園児や幼稚園児に人気があるお弁当のおかずは、
- 男の子
1位 鶏のから揚げ
2位 ハンバーグ
3位 エビフライ - 女の子
1位 鶏のから揚げ
2位 卵焼き
3位 エビフライ
だと言われています。
そして、ランキングの上位にこそ上がっていませんが、コロッケやミートボール、焼肉やとんかつなどのおかずも人気があり、お弁当に使うことができます。また、お弁当の主食として人気があるメニューには、スパゲッティや焼きそば、チャーハンやオムライスなどがあり、おかずにも主食にも使える人気メニューにグラタンやドリア、ピザやお好み焼きなどがあります。
遠足に持たせるお弁当で気を付けることは？
紹介した人気がある主食メニューは、保育園や幼稚園の遠足のお弁当の中に入れるにはいずれもちょっとした工夫が必要となります。それはなぜか？遠足ではお弁当を食べるときに必ずしも机といすがあるわけではないからです。遠足のお弁当といえば、公園などの広場にレジャーシートを敷いてその上で食べるのが普通です。広場によっては緩やかな傾斜があるなんてことも・・・すると、当然、こどもたちはお弁当をレジャーシートの上や膝の上においてはしやスプーンなどでおかずや主食を口へ運んで食べます。そのため、普段机といすで食べているときに比べるとお弁当から口までの距離が遠いため、メニューによっては食べこぼしが多くなったり、こどもたちが食べにくいと感じたりすることがあるのです。
そのため、遠足に持たせるお弁当は
- バラバラになりにくい
- つかみやすい
- こぼれにくい
などの工夫をすることが大切です。
そう考えるとスパゲッティや焼きそば、チャーハンやオムライスなどにちょっとした工夫が必要になることにもうなずけますよね。じゃあどんな工夫をすればよいでしょうか？
たとえば、スパゲッティや焼きそばの場合、麺を数本ごとに束ねて糸こんにゃくのようにまとめてみてはどうでしょう？ツルツルっと食べる楽しさは失われてしまいますが、バラバラになりにくいため食べやすくなるでしょう。次に、チャーハンやオムライスの場合は、おむすびにすることで食べやすくなります。その大きさも、こどもの一口大サイズにすると食べやすいだけでなくコロコロとかわいらしく見えるでしょう。
子どもが喜ぶお弁当＝キャラ弁？
子どもが喜ぶから、一人だけ普通のお弁当だとかわいそうだから、遠足は特別だから、理由はいろいろありますが、保育園や幼稚園のお弁当はキャラ弁でないと！！と張り切るお母さんも少なくありません。でも、どのお母さんもキャラ弁が得意なんてことはありません。ただでさえ忙しい朝です。また、遠足ではいつもとは違う環境でのお昼ごはんとなります。そのため、キャラ弁にこだわるよりも子どもの食べやすさに視点を置き換えてお弁当を作る方が良いのでは？と思っています。おにぎりに目と口をつけたり、にんじんやハムなどをお花や星型などにくりぬいたものを散らしたり、かわいいピックを使って野菜を飾ってみたりするだけでも十分、子どもが喜ぶかわいいお弁当になると思います。おにぎりに海苔などで顔を作るのが難しければ、おにぎりにラップを巻きその上からマジックで顔を書いてみてはどうでしょう？ラップで巻くとかわいいだけでなく、食べるときに手が汚れにくくなるというおまけもついてくるかもしれません。
まとめ
私も長女が保育園に通っていたとき、遠足のたびにキャラ弁に挑戦しました。最初のころはもちろん喜んでくれたのですが、だんだん顔（おむすび）が大きかった、お弁当が崩れて何のキャラ弁かわからなかった、などと言われるようになり、小学校へ上がるのを機に長女からの希望もあり普通のお弁当に変えました。普通のお弁当でも好きなおかずをお弁当に隙間なくぎっしり詰めてあげるだけで意外にも喜んでくれます。そして、最近ではキャラクターなどに折った折り紙にメッセージを書いてお弁当に添えています。先日、長女がその折り紙を全部丁寧にとっていることを知りとても感激しました。
私の話はさておき、次の遠足はぜひとも子どもの好きなものをふんだんに使って食べやすさを重視したお弁当にしてみませんか？
