保護者のPTAリレーは必要??

毎年やってくる運動会。お弁当の用意や場所取りなど応援する親もいろいろと大変ですよね。その中でも特に大変なのが子どもと一緒に参加する親子競技やリレー。親子競技は子どもと一緒に参加するので競争意識や種目自体の難易度もそんなに高くありませんがリレーは違います。たとえ,子どもと一緒に参加するとしても子どもが走った後に保護者が走るなど,個別競技です。さらにリレーは種目の中でも花型であるため,非常に注目度が高いのです!!
保育園や幼稚園,小学校等によって保護者のリレー選手の決め方は異なります。立候補を募るところや話し合いで決めるところ,くじ引きで決めるところなどさまざまです。
ちなみに我が子が通う保育園ではくじ引きでした。くじ引きにも2通りあり,長女が通っていたところでは親が知らない間に,子どもが引いていましたが,次女以下が通う今の保育園では親自身がくじを引いて決めます。
さて参考までに,我が家のリレーくじの結果ですが・・・何気にくじ運の強い長女は見事に当ててくれたのです。しかも2回も!!年中のときに主人が年長のときに私が走りました。リレーを走る前に選手の紹介があるのですが「昨年はお父さんが走りました。今年はお母さんが走ります!」と,しっかりアナウンスしてもらいました(笑)
我が家のリレーくじはさておきこの保護者リレーについては「リレーが楽しみ」という意見から「リレーはなくすべき」という意見までさまざまあります。具体的にどんな理由からそのような意見になるのか考えてみたいと思います。

保護者のリレーに賛成派の意見

リレーは知らない人が走っていても,つい見てしまう。

まさしく,リレーが花形種目であるゆえんですね。
運動会って我が子やその友達,近所の子など知っている子が出ていると楽しんで見ることができますがそうでない種目はついつい応援もおろそかになったりしませんか?よく運動会後に「がんばってたね」と他の保護者の方にわが子をほめていただくことがあるのですが,失礼なことに私はその方のお子さんの様子を全く見ていないなんてことはしょっちゅうです。みなさん,他の子のことまでよく見ているなあと感心させられるばかりです。
でもリレーの場合は知らない人しか出ていなくてもつい見てしまうなんてことありませんか?応援の声にも熱が入りやすく,盛り上がりやすい競技だから競技の中にあり続けるのかもしれません。

スポーツが得意な保護者もいる。

スポーツが得意な方にとっては大チャンスです。我が子にかっこいいところを見せることができますから。子どもにとっても自分の保護者をみんなに自慢できるとっても良い機会となるでしょう。「見て!私のお父さん,足が速いでしょう!!」これ以上ないくらいの喜びいっぱいの顔で自慢する子どもほどかわいいものはありません。
また自分の保護者でなくても「○○ちゃんのお父さん,足,速~い!!かっこいい!!」と思わずうっとり顔の我が娘。キラキラ尊敬のまなざしの我が息子。私にもそんな顔を向けてほしいものです・・・

保育園や幼稚園の保護者は若い人が多い。

運動の得意,不得意関係なく若さで楽しむということができます。たとえ走りながら足がもつれていてもはでにすべって転んでも若い人は比較的,競技に参加すること自体を楽しめる特性があるように思います。
もちろん,中には若くても楽しめないものは楽しめないといわれる人もいますが。

保護者のリレーに反対派の意見

保護者のリレーはけがのもと。

初めてリレー選手に選ばれたとき,保育園の先生に言われました。保育園のグランドのトラックは小さいので気をつけて走ってくださいねと。普段は小さな子どもたちが使用するためトラックは大人が考えているよりもずっと小さく,コーナーもきついのです。そのためコーナーを曲がりきれず転んでしまう人がいるのです。また,トラックの大きさに関係なく普段運動をしていないため,足がもつれて転んでしまう人もいます。さらにはパフォーマンスもかねてゴール手前で派手に転んで見せる人もいたりします。
つまり保護者のリレーは転ぶ可能性が高く,本当にけがのもとと言えるのです。
主人や私は幸い,けがこそしませんでしたが私はリレー後,2,3日は筋肉痛に悩まされました。でも,家庭や職場でのいい話題となったので私にとってはそれもいい思い出です。
でも,保護者リレーのけがで仕事に支障が出るようでは,ちょっと困りますよね。

リレーは個人の責任が重い。

団体競技と違い,リレーは個人競技に近いのですが,競技結果はチームのものとなるため,負担に感じる人も多いです。
そのため選手決めの際になすり合いになってしまうことも・・・
また自分のせいで負けたと思うとせっかくの運動会が台無しになってしまいますね。

毎年同じ人が走っている。

リレー選手を立候補や話し合いで決めている場合には走ってもいいよという人が限られ,走るメンバーが決まってしまうということがあります。そうなってくると仲間意識ができるのはいいのですがそれを超えて一部だけ盛り上がってしまい応援側との温度差が生じてしまうこともあるそうです。

まとめ

保護者のリレーに対する意見やその理由は本当にさまざまですね。
そういえば保護者のリレーに保護者ではなく卒園,卒業した兄弟が参加しているということもあるようです。
ちなみに私は保護者のリレー賛成派です。運動は苦手です。しかも若くもありません。ですからいざ自分がリレーの選手に選ばれてしまうとかなりプレッシャーです。でも好きなのです。大人が本気で走る姿ってなかなか見ることがないからかな?迫力あるし,かっこいいと思います。たとえ走るのが遅くて抜かれてしまっても足がもつれて派手にこけてしまってもリレーに出るだけでかっこいいと思うのです。きっと子どもから見ればヒーローですよ!!
でもわざわざリレーじゃなくてもいいのではないかと言われてしまうとそれまでですが・・・
みなさんは保護者のリレー,どう思われますか?

ABOUTこの記事をかいた人

女の子2人,男の子2人を持つ母です。 趣味は読書。 とにかく本が大好きです。 我が家のプレゼントは誕生日もクリスマスも絵本! 「母さんがほしいだけでしょ!!」 気付いた長女に成長を感じる今日この頃です。