PTAの問題点。いろいろな噂。

PTAは多くの学校で組織されていて、役員になると大変らしいという噂はよく聞きますね。確かに役員になったら役員会に総会に行事にとあれこれ出席しなくてはならないでしょうし、できればやりたくないと思う人が多いのではないでしょうか。
そもそもPTAとは子どもたちの学校生活のためのボランティア活動をするための組織のはずです。保護者が負担を感じるような活動は本末転倒だと思います。

入会退会は自由?

数年前からテレビなどでも話題となっていますが、ほとんどの場合、PTAの入会退会は任意であり必ずしも入会しなくてもいい組織だそうです。しかし、子どもが入学すると特に確認もなく当たり前のように会員になっているので、まるで強制のようにとらわれがちです。また、どうしても子どもたちが学校に行っている間の日中の活動が多く、働いている保護者にはそれだけで負担が大きく感じてしまいます。
それが「役員になりたくない」「役員になったら大変だ」という悪い噂に繋がってしまうことになっていると思います。

時代に合わせた改革を

娘が通う学校では、PTA役員の集まりや会議のようなものは夜に行われています。今は共働きの世帯が多く日中の開催では都合をつけるのは難しい方が多いからだそうです。正直、仕事をしていない保護者としては日中の方が都合がいいのですが、時代に合わせて変わっていくのが当然だし、多くの方が活動しやすくなるのはいいことだと思います。
また、PTAは長い年月続けられている組織のため、伝統的に何十年も続けてきた活動や行事などもあります。そういった中には今の時代にはそぐわないものもあるかもしれません。そういったものも少しずつ改善されていくと活動しやすくなりそうです。

できることをできる人が行うのがボランティア

学校によっては役員さんの活動の時間が多すぎるという問題もあるそうです。
確かに、すべての活動に参加するとなるとかなり時間を割く必要がありそうです。しかしPTA役員はクラスや学年に数人ずつは選ばれているはずなので、全員でやりくりしていけば一人一人の負担は減らしていくことができるのではないでしょうか。子どものためにできることはしたいですが、そもそもボランティア活動なので自分たちの生活が影響を受けるほどの活動はおかしいですよね。

さいごに

基本的に「子どもたちのため」の活動を頑張ろうと思って参加している人たちの団体です。自分が必死に頑張って活動して何とかなったとしても、次に続く人たちが同じような負担を強いられることにもなりかねません。もし今の役員さんがすこしでも負担に感じることがあるのならば声を上げるべきだし相談や話し合いをするべきです。
もし、役員になって、気になることや疑問があったら、早いうちにわかる人に相談してみようと思います。保護者だけではなく、学校の先生もPTAの会員なので遠慮なく相談していきたいです。

ABOUTこの記事をかいた人

7歳の女の子のママです。出産を機に退職し、今は専業主婦をしています。 一人っ子なので全てが初体験の子育てに日々奮闘中。娘と一緒にいろいろな体験をしていこうと思っています。