子育てママのめまい、貧血、大丈夫ですか?

かわいい赤ちゃんが産まれて、幸せいっぱいなのに、なんだか頭も痛いし、めまいもする。
気持ちが沈む。なんてこと、ありませんか?
私は常にそのような状態で、産前にはなかったことなので、「何かな? 産後うつ?」と
心配になり、調べてみました。
すると、なんとびっくり! 授乳による貧血が原因であることがわかりました。
私自身の症状として「頭痛・めまい・吐き気・気持ちの不安定感」がありましたが、
疲れやすさや、集中力の低下、動悸息切れ、睡眠障害なども貧血の症状であるということが
判りました。
産後うつのような症状が、貧血だったなんて思いもよらないことでした。
なぜ、産後うつではなく、貧血だったのかと断言するかというと、鉄分を摂るようにしたら
症状が改善されたからです!

授乳中の貧血とは?

貧血は血液に含まれる鉄分が不足してひきおこされる現象です。
なぜ、授乳中に鉄分が不足してしまうのかというと、母乳は血液から出来ていますので、
授乳することにより、体内から血液が出て行き、同時に鉄分も出て行くということになります。
貧血を治すには鉄分の補給が必要となりますが、普段の食事からは吸収しづらいという難点があります。
食事により摂取できる鉄分には二種類あり、
「動物性鉄分(ヘム鉄)」と「植物性鉄分(非ヘム鉄)」です。
・「動物性鉄分」…レバー(牛・豚・鶏)・牛肉(赤身)・かつお・鰯・鮭など
・「植物性鉄分」…ほうれん草・小松菜・ひじき・大豆・油揚げなど。
動物性鉄分と植物性鉄分を比べると、動物性鉄分のほうが体内への吸収率はよいのですが、
動物性鉄分を多く摂ると、脂質の摂取が多くなりカロリー過多となり肥満につながったり、乳腺炎になってしまう恐れがあります。
普段の食事から鉄分を摂るのが難しい場合にはサプリメントを飲んだり、
病院で鉄分のお薬を処方してもらうのも良いかと思います。
サプリメントについては、鉄分配合の含有量が低いサプリメントを適量摂るのであれば
いいのですが、含有量が高いものを自己判断で大量に摂るのは危険です。
鉄分の過剰摂取を起こすと、胃腸障害(嘔吐・下痢など)や、皮膚色素沈着、血管疾患、更にひどくなるとC型肝炎や動脈硬化、ガン、糖尿病、メタボリック症候群、脂肪肝といった深刻な病気の原因となってしまう恐れがありますので、どのようなサプリメントや、鉄剤を
どのくらい摂るのが良いかをお医者さまに相談することをお勧めします。

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こんにちは! 40歳で妊娠、41歳で出産の高齢母です。 現在3歳の男の子の育児奮闘中! 両親共働きで、日中は保育園へ預けているので土日休みに息子と遊ぶのが唯一の楽しみです! お気に入りは森のアスレチック。