子供の習い事には様々なものがありますが、礼儀作法やマナーといったしつけ面を重視した習い事をさせたいと考える方もいらっしゃると思います。
そこで今回は、数ある習い事の中から礼儀作法やマナーが身につくと言われている習い事についてご紹介していきたいと思います。
武道系の習い事
礼儀が身につく習い事と言って思いつくのはやはり剣道・柔道・合気道・空手などの武道ではないでしょうか。最近では男の子に限らず女の子の習い事としても人気のようです。
武道は「礼に始まり礼に終わる」と言われるように、礼儀を徹底的に指導されることになります。例えば、履物を揃える、大きな声であいさつする、相手を敬うといった礼儀が身に付きます。
技の練習で体と心を鍛えることができ、同時に礼儀も身につくということで、子供の習い事として大変おすすめできます。
伝統文化系の習い事
習字(書道)や茶道といった伝統文化系の習い事も礼儀作法を身につけることができます。
習字教室では座る時に正しい姿勢で座ることを指導されるので姿勢が良くなりますし、入退室時や添削を受ける際の「お願いします」「ありがとうございました」などのあいさつも徹底されています。字がきれいになって礼儀も身につくということで、昔から定番の習い事として人気なのだと思います。
茶道では、畳の歩き方や座り方、お辞儀のしかた、お茶のたて方や頂き方など、様々な作法を習うことで美しい立ち居振る舞いが身に付きます。また、おもてなしの心を学ぶこともできます。
ただ、習字教室と違って、茶道の場合は子供が習いに行ける教室を探すのは大変かもしれません。カルチャースクールや公民館などで子供対象の教室をしている場合があるので、気になる方はチェックしてみてくださいね。
習い事にしつけを期待してはいけない?
「しつけは家庭で親がするものであって、習い事にそれを期待するのは間違っている」という意見の方もいらっしゃるかと思います。
私は習い事にしつけ面を期待することは悪いことではないと思います。
しつけを親がするべきなのは当然のことですが、子供のしつけは「家庭だけで親だけがしなければいけない」という訳でもないと思うからです。
今の時代は核家族化が進み、地域の人達との交流も減ってきていて、子供が昔のように多くの人とのかかわりの中で自然に礼儀やマナーを学ぶという機会が減ってきてしまっていると思います。そんな中で、家庭と学校(幼稚園・保育園)以外の場所で子供のしつけにかかわってくれる習い事があるのはとてもありがたいことだと思います。
まとめ
今回、しつけになる習い事についてご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。
習い事を通して、子供たちが豊かな心をはぐくんでくれると嬉しいですね。
皆さんのお子さんにとって、ぴったりな習い事が見つかりますように願っています。