虐待か、しつけか。法律での線引

私は虐待について知ったのは、ここ数年のことです。驚いたのは、法律で定義されているということと、無視や脅し、差別なども虐待にあたる、というところでした。

普通の生活の中で、母親は子を罵ったりすることがあると思います。子の行いに機嫌が悪くなり無視したりすることもあるでしょう。またそうした親子を見かけたりして、どこのうちも同じなんだなぁと思った経験もあると思います。

しつけならば許される?

しつけという名目で、子供の不当な行為に対して親が体罰を加えるとことは許される、という考えがあるそうです。といっても、それが日常的に行われていたり、必要以上に行われている場合は、虐待とみなされるのだそう。

しつけとは、礼儀作法を身につくように教えることですから、基本的には叩いたりする必要はないでしょう。でもどうにもこうにも、どうしようもない時もあります。その時は、許される、ということなのでしょう。それも、その時だけ、ということと思います。

力に頼らずに

しつけによる体罰も虐待も、いずれも親の力を行使することです。子供は力では動きませんし変わりません。力でどうにかする行為に、子供はその時だけ屈するのです。だから、また同じことをします。

子供は、親の心を感じて初めて、自分から動くのだと思います。私たち親が心で子供に接することができたら、子供の不当な行為は減っていくと思います。しつけか虐待かと悩むことよりも、親としてスマートに立ち回れるようになりたいものです。

どうしても力に頼ってしまう場合は、私たちの心にも何かしこりのようなものがあるのかもしれません。子供に取り返しのつかない行為をしてしまう前に、専門家に相談することをお願いします。子供と私たちの人生が豊かで幸せであればいいなと願います。

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脳内お花畑の小5長女、やりたくないことは絶対やらない小3次女、とにかくオレが一番の年長長男。あっという間に過ぎていく毎日の中で、なんとかママをやってます。あっという間に40代!