2歳児と言えば、ちょうどイヤイヤ期が始まりだし、自己主張も出始めてくるので、親としては本当に悩んでしまう時期ではないでしょうか。
毎日怒鳴ってばかり、毎日子供の言うとおりにさせてばかり、色々な対応がありますが、いずれにせよ、毎日の事だと親も当然、人間なので感情的になってしまいますよね。では、この手のかかる2歳児に対してどのようなしつけをしていけば良いのでしょうか。具体的に見ていきたいと思います。
2歳児の特徴
この2歳児の特徴を先に見ていこうと思います。
今まで、親の言うことはある程度聞いてくれ、何事に対しても親がやってあげてると言う感覚でした。しかし、個人差はあるものの、だいたい2歳になる前後あたりから子供が主張を始めだすのです。例えば靴を履かせる手伝いでもしようものなら、「自分でする」とどれだけ時間がかかろうとも手伝いさせてくれなかったり、「~しようか」と問いかけると「イヤ」、ひどい時はすべての事が理由もなしに「イヤ」になってしまったりすることもあります。2歳児は第一次反抗期とも呼ばれるそうで、成長通過点の一つなので決して悪いことではないのです。
しかし、だからと言ってすべての事を全部許すと言うのではなく、子供のためにしつけが必要な部分ではしっかりとしつけるべきだと思います。
イヤイヤ期中に必要なしつけ
では、その第一次反抗期中の子供に必要だとされるしつけとは、
それは、子供が自分にも、相手にとっても、危険な行為をとろうとする事に関してはしっかりとしつけることが大事だと言うことです。
例えば、車が走っているところに飛び出そうとしたり、相手のお友達に対し、物を投げたり叩いたり、ケガや最悪の場合、命にかかわるような行為に対してはしっかりとしつけをするべきです。
しつけの仕方としても、一方的に「ダメ」というものではなく、きちんと子供の言い分も聞いてあげながら、何がどのようにダメなのか説明を交えて叱る方法をとって頂きたいです。
人によっては、他にもしつけるポイントがあると思いますが、私個人的には、イヤイヤ期の2歳児に一番必要とするしつけだと思います。
最後に
イヤイヤ期、親としては毎日がモヤモヤとしてしまう時期となりますが、この時期も時間がたてばおさまります。
ついつい怒ってばかりとなっている方もいらっしゃるかもしれません。現に私がそうでした。
ただ、怒るのにも、ある程度の気持ちの余裕をもってあげて、本当に子供にとって大事なしつけだけをしてもらえたらと思います。