私の子育てポリシー「愛情を教えてあげたい」

子供を肯定してあげる言葉を選ぶ

子供をきつく叱ってしまうことも時にはあると思います。しかし、愛情をもって子供を叱るのであれば、子供は素直に受け止め気を付けようと努力してくれるものです。自分も覚えがありますが、一度言われて二度と過ちを犯さないかというとそんなことは絶対にありませんでした。特に、やっちゃいけないことよりも、やらなきゃいけないこと、やるべきことが出来なくて怒られることが多々ありました。恐らく子供を叱る場合にも、やっちゃいけないことを叱るよりも、やらなければならないことが出来ていない時、イライラしてきつく当たってしまうことが多いのではないでしょうか。
そんな時につい出てしまうのが、子供を完全に否定するような言葉たちです。例えば、出来ていなかったことが「宿題をする」というこれだけだった場合に、ついでのように片付けが出来ていないことや、テストで間違いがあったことや、他のことまで引っ張り出してきて、宿題だけじゃなくてもあれもこれもどれも出来てないじゃないと、宿題くらいしなさいよと責め立てたり、宿題が出来ない理由をゆっくり答える時間も与えないように問い詰めるような叱り方では、子供は対応できずに心を閉ざし、愛されているとは感じなくなると思います。宿題ができなかったことだって、大人にもあると思います。ママも宿題をしたくないと思ってつい怠けてしまったことがあるよ、などと、まず子供と同じだったことを伝えてあげましょう。だけど、その結果、良くないことが実は起こって、やっぱり宿題をした方がよかったなどの話を辛抱強くしてあげましょう。

とにかく食事をしっかりと食べさせる

子供にも小さいながらに、世界があります。子供は子供なりの世界で戦い生活をしています。友達と喧嘩をすることもあるでしょうし、先生と馬が合わないということもあるでしょう。単純に、学校にいってお友達と遊んで勉強をして運動をして毎日同じような生活を送っていると思ったら大間違いです。子供たちは毎日戦っています。
人間にとって食事は生きていく上で大切なものです。食事を取らないとどうなるかというと、死にます。そんなことは誰もが知っていることですが、成長期でもある子供達にとっても食事は欠かせない大切なものですが、子供の心にも非常に重要な要素を含んでいると考えます。飽食の時代と言われていますが、栄養素の偏った食事しか与えられない子供は、精神的に不安定になったり、イライラしたりするようになります。また、朝食を取らない子供はストレスが溜まりやすいとも言われています。
美味しい料理でなくても構いません。細かな栄養計算も必要ありません。webで検索すれば今の時代、簡単にできる料理のレシピも沢山手に入ります。そういった便利なものをどんどん取り入れて、野菜もちゃんと取れるような食事を作ってあげることは、それだけ十分な愛情表現と言えます。さらに食事を一緒に摂って、今日あったことをどんどん聞いてあげましょう。物理的な栄養だけでなく、心や精神にも栄養がしっかり届いていきます。

子供もひとりの他人として扱う

子供は手のかかるもので、頼りなく、何をしでかすのかわからない不安もあると思いますが、一人の別の人間であることをしっかりと親は認識することが大切です。子供は親のものではありません。ちゃんと自分で考えて選んでいることを尊重してあげる必要があります。子供の考えと意見を頭ごなしに否定してもいけません。それでも子供は大人よりもずっと想像以上に小さい世界で生きているのも、事実です。子供の世界や視線が狭くなっていると思ったら、世界はもっと広いことを教えてあげることも大切です。
愛されていることをきちんとわからせることが出来れば、その先にどんなことがあっても、大きく道を外すことなく成長していってくれると思います。

ABOUTこの記事をかいた人

一姫二太郎の2人の子供を育てているシングルマザーです。 育児と趣味も満喫したい能天気ライフを送っています。 失敗したり、たまにメソメソしてしまうこともあるけど、人生万事塞翁が馬のを座右の銘として元気に人生奮闘中です。