子育てしているママならば誰しも一度は、「自分はなんてダメな母親だろう。」と自己嫌悪に陥ってしまったという経験があるのではないでしょうか。
ここでは自己嫌悪に陥ってしまう原因と、自己嫌悪に陥らないようにする方法を紹介したいと思います。
自己嫌悪に陥るのはどんな時か。
子供をきつく叱ってしまった。
イライラして子供に八つ当たりをしてしまった。言い過ぎてしまった。
周りのママと自分を比べてしまう。
など、きっかけや理由は様々です。
また普段は気にならないようなことでも、ホルモンのバランスやメンタルの弱っているようなときには、特に自己嫌悪に陥りやすいと言えるでしょう。
そもそもなぜ自己嫌悪に陥るのでしょうか。
それは、実力以上の成果を求めている、つまり理想が高すぎるのです。たとえば、子供にあれしなさい、これしなさいと注意しても、それが実行されていないと、つい叱ります。しかし、あれもこれもさせようとするその姿勢こそ、現実的な目標ではなく、子供が実行するには難しいのかもしれません。叱った後に、「言い過ぎたかも」「きつかったかも」と自己嫌悪に陥っている時点で、その目標には少し無理があったと感じているのかもしれませんね。無理な目標を立て、それができないと叱られるというのは、子供にとってもストレスです。
自己嫌悪に陥らないために、目標を低く
そうならないためには、目標を低く設定することが何よりです。低く設定すると、レベルが低いと感じたり、他の子よりも劣っていると感じるので抵抗があるという人もいるかもしれませんが、決してそんなことはありません。子供には個人差があります。得意なこともあれば苦手なこともあります。それはもちろん比べることではないので、一つでも、できることが増えたら、ママが子供をたくさんほめてあげるのです。そして次の目標を立てます。目標を低くし、周りと比べないということで、お互いに気持ちにも余裕ができ、自己嫌悪に陥ることもなくなります。
自己嫌悪にならないために、言い過ぎない
もうひとつ、自己嫌悪に陥らないようにする簡単な方法は、言い過ぎないということです。言わなければ自己嫌悪には陥りません。つい、叱ってしまうという、その「つい」をなくすのです。言ってしまいたくなった言葉を、ぐっと堪えて、飲み込むのです。そして一度冷静になってから、どうして駄目なのか子供にも分かるようにしっかり説明するのです。言うのは簡単ですが、実際に実践するのは相当難しいです。しかし、まずは一回、挑戦してみてください。一回できたら、それを続けて回数を増やしてください。それがクセになり、言い過ぎをなくすことができるかもしれません。言い過ぎがなくなれば、自然と自己嫌悪に陥ることもなくなります。
できることから
日々、子育てに、家事に、仕事にと忙しく時間に追われるママなので、つい、子供にきつく叱ってしまうこともあります。しかし、それが自己嫌悪に繋がるのであれば良くありません。できることから少しずつでもいいので試してみて、自己嫌悪にならない方法を見つけてみましょう。