友人は確か、鬼の他にも、トロルがやってくる、なんてことも言っていました。場面場面で使い分けをしていたようです。子育て中、何かしら使って、子供を脅すしつけは、誰でもやっていることなのでしょう。
でも、うちの子もそうですが、知恵が付いてきたり、慣れてきたり、仲の良いお友達と一緒だったりすると、効き目がなくなることがありました。友人の子も、普段大人しい優しいママが声を張り上げて、トロルが来るぞ!と脅しても、無視をきめこむことがありました。確か、お子さんは3歳くらいになっていたと思います。
また逆に、脅しすぎて、恐がりになることもあります。これは、後々面倒なんです。うちの長女です。長女に対する私の態度は、今ではひどく反省しています。いろいろと怖がらせ過ぎてしまったんです。怖がったりする姿も可愛らしかったのもあり、度が過ぎていたと思います。
今、小学校高学年ですが、ネガティブ思考まっしぐらです。○○があったらどうしよう、○○になってしまうかもしれない、そうしたら怒られる、という感じです。それに、集中力も足りない気がします。怖いからなのか、自信がないからなのか、周りが気になり、集中できないのです。
使うのはほどほどに 子供はできないが当たり前
鬼が登場しなくてはならない(ママが登場して欲しい)場面は、子育て中は何度もあります。それは大抵、しつけのためだと思います。脅して行うしつけは、子供はいつか慣れます。ウソだと気がつきます。
子供はできないのが当たり前です。何度言ってもわからない、できないことは、たくさんありますね。でも、だから親が一緒にいるのです。脅すしつけは、ほどほどで良いのではないでしょうか。鬼がやってきて脅されるのは、大人でも恐ろしいことなのですから。
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