日本のしつけしか知らない私。ふと、他の国ではしつけは日本と同じなのだろうか、と思うことがあります。国によって風習があるように、しつけに関しても違いがあるのでしょうか。
ここではドイツとのしつけの違いについてみていきたいと思います。
ドイツのしつけ
ドイツのしつけは日本と大きく違って、自分の子だけでなくみんなで子供を育てると言った姿勢があるそうです。
具体的な事として、スーパーで子供が走り回ったり、叫んだりしていることはないそうです。公衆の場で騒ぐことはなく、プライベートの場面ときちんと区別させるようです。叱り方にも日本と違いがあるようで、親は子供に対して叱るときには厳しい口調で高圧的に叱るそうです。特にそれが公共の場でのマナーに関しては非常に厳しいようです。
しかし、日本の叱り方とは違い「それはだめ!」とダメ、で終わらすものではなく、必ず子供の考えを聞き、理由を説明してじっくり話すそうです。
日本に住んでいる私は、このしつけの仕方が出来ればと理想ばかり抱いていたのですが、それがドイツでは当たり前のように行われていると知り、ドイツに対し尊敬の気持ちを抱きました。
しかも、驚くことが最初にも述べましたが、自分の子供だけではなく、自分の子供以外のみんなを教育しているということです。
日本に住んでいていると、他の子供が公衆の場で騒いでいても見て見ぬ振りをしてしまいますが、ドイツでは全くの赤の他人が注意するのです。なかなか親の目を気にしてしまい出来ないことです。
それが出来るからこそ、ドイツはマナー違反するような人が少ない国なんでしょうね。その点、日本は、特に昔と違って今は、マナー違反している光景を目にします。しかも、親がそばに居ながらも何の注意もしないと言った光景です。
ドイツ人が見たら、さぞかし滑稽だろうな思います。
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