共働きで子育てを進めるには

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私達は現在共働きで子育てをしています。休み無い授乳にオムツ替えをしていた新生児の頃はこの状態で私も仕事に戻る、という共働きというのは現実的なのだろうかと先が全く見えない暗雲たる気持ちで一杯でした。
夫は育休を2週間と家で仕事をさせてもらう日本で言うところのテレワークを1週間取得し、私は1ヶ月の産休兼テレワーク、そして2ヶ月目から半日出勤を始めました。私が仕事復帰した際は実母に子供の面倒を見てもらっていました。
子供が生まれてくる前から私の両親のサポートは仕事復帰に不可欠と見て、様々な準備を事前にしておきました。

家事の分担について

子供が生まれてからはっきり言いますと家事はかなりおろそかになりました。今まで夫と一緒に暮らしてからは殆どの掃除、洗濯、食事等の家事は殆ど私が担当しています。
しかしながら子供が生まれ、仕事に復帰しますと、家に帰って着たら子供が寝付くまで子育てが待っているので、掃除洗濯は週一回程まで頻度が減りました。毎日の掃除は赤ちゃんの部屋をするのでいっぱいいっぱいです。最近子供が2歳弱という一人遊びが出来る年齢になりましたので、家事も以前と同じ程度までこなすことが出来るようになってきました。
我が家の場合、家事の再分担は夫婦間において殆どありませんでした。夫がやるよりも私が家事を進めたほうが早く、かつ今までのやり方を変えずに住むので夫に頼むよりも楽だった、というのが理由です。もちろん夫からは私の家事の質が落ちたことについてどうこう言われませんでした。流石に一週間も掃除機をかけないのは子供にも良くないとおもったのか、掃除機を気が向いたときにかけていましたが、それでも家事を分担する、というところまではたどり着いていない状態でした。
さらに私の母が子供の面倒を保育園に預けるまで見ていてくれたこともあり、母に家事はかなり頼っていました。もちろん母も娘夫婦という他人の家での家事はあまり気が進むものではなかったようですので、子供に関わる家事のみを中心にお願いしていました。
家事は殆ど担当しなかった夫ですが、子供と一緒に遊ぶことを担当してくれていましたので、ママである私より、子供は遊び相手であるパパによりなついています。パパと遊んでいてくれると誰にも邪魔されずに私としては家事が出来るので、結果的によかったのかと思っています。

夫婦間のコミュニケーションは変わったか

私達夫婦は子供の食事、睡眠、沐浴等の時間毎スケジュールを月齢毎に設定し、面倒を見てくれている母も含め皆で共有していました。ただでさえ仕事で忙しい状態で家に帰ってきて、そこから子供の面倒はどこまで見たかなどの情報共有をしていると頭がパンク状態になります。
もちろん子供の様子を見ながらではありますが、出来るだけスケジュールに沿った一日を過ごすようにしたところ、何度も同じ情報伝達をし続ける必要がなくなっただけでも時間にゆとりが出来ます。
子供が生まれると話題も頭の中も子供のことで一杯になってしまうので、なかなかパパ、ママとなると子供以外のことで会話の頻度が落ちがちです。なので私の母の子守が出来る許容範囲内で一週間に一度程のペースで夫婦のみで外食の時間を設けるようにしています。それでもやはり話題は子供のことが大半になってしまいますが、子供がいない状況だとお互い心にゆとりがでてくるので、これからどうすればより良い生活が送れるか等の建設的な話合いが出来る様になりました。

子供を保育園へ預けたことであった変化

私達は子供を生後8ヶ月から保育園へ預け始めました。始めの数週間は預ける際に少し泣いてしまいましたが、月齢げ低いこともあったのでしょう、あっという間に保育園に馴染み、今では保育園のドアを開けるだけれ喜んで自分の所属するグループの部屋へ走っていきます。
最初はこんなに小さい子を誰も知らないところへ預けるなんて良いのだろうか、本当は家族で面倒を見ていたほうがよいのではという葛藤はありましたが、今となっては月例も年齢も様々な子供がいる保育園でたくましく育ってくれるわが子を見ていると預けておいて良かった、と思います。
家にいるだけではなかなか外へも連れ出しませんし、ご飯の食べ方、遊び方、全てをとっても見本になるような年齢の近い子供に会うことはありません。
保育園へ行くたびに毎日なにか一つずつ物事が出来る様になっており、他の子供達ともコミュニケーションを積極的に取るようになってきているので、保育園で沢山遊び、学んできているのだと感じれます。
未だに一番なついている夫が送り迎えをすると少し泣いてしまうようですが、それも一瞬です。
保育園へ預けるときは泣いて親にすがる様子を見て心が張り裂けそうになるかもしれませんが、保育園へ行くことで子供が成長できるのだと思えば少し気が楽になるのではないでしょうか。

風邪のうつしあい


保育園へ行くようになると風邪をもらってくる確立が高くなります。そして看病をしている親に移し、その親が夫婦同士で移しあうという状況に陥ることは多々あります。最初の風邪の際はとにかく心配で自分のことは全く気にしていませんでしたが、その後子供から風邪をうつされてしまいました。これからは家族の誰かが風邪をひいたらマスク等をして自己防衛をするように先手を打つようにしなければならないと考えましたが、想像以上に子供の風邪の感染力は強く、未だに子供が風邪をひくと夫婦共に風邪をうつされてしまいます。
我が家は運のよいことに、必ず私が先に風邪をひき、その後、夫が風邪をひくという様に同時期に体調を崩すというように少々時差が発生しています。
私達が子供のころにしていた手洗いは馬鹿には出来ません。子供の手洗いを徹底したところ、免疫もついてきたこともあるのでしょう、風邪をひく頻度が減ったように感じます。
予防できるところは予防しながら風邪対策をしたいですね。

私達夫婦のストレス発散方法

私達夫婦の子育て中に溜まったストレスの発散方法はそれぞれ異なる時間帯に自分の時間を確保し、自分だけの時間、というものを作ります。例えばママである私の自由時間は20時から1時間、パパの自由時間21時から1時間と決め、その間に子育て、主に子供を寝付かせたりしなければならなければ自由時間ではない方が子供の面倒を見、自由時間に該当する方は子育てにはその時間一切参加せず、自分の時間を満喫します。
子供は目に入れても痛くない程かわいいかもしれませんが、今まで子供がいなかった状態から突然子育て24時間の状態に変わるのは本当に気持ちの面で大変です。
少しでも自分の時間を持つことでストレスは軽減されます。残っていた仕事、家事を片付けるでもいいですし、本を読んだりするなど、とにかく自分のやりたかったことをやることでたまったストレスは軽減していくはずです。
パパママで協力しあいながら、そして時には頼れる私達の両親や親族からも存分に協力してもらえる様に事前にお願いをしておきましょう。

仕事をしていたから気分転換になっていた

最近よく共働きをして子育てをしているお母さん達と会いますが、私も含め、皆一様に思うことは仕事をしていてよかった、ということです。子育ては休み無い仕事になります。実は仕事場というまた子育てと違う環境に身を置けるので、時間にメリハリをつけれるようになります。時間を区切って家での時間を有効活用しようと努力をする力も沸いてきますし、また、子供がいることで仕事へのやる気も出てきます。
共働きで大変、夫が手伝ってくれない、という状況であれば、出来ることをまずしましょう。しなくても生活に支障がなく、子供の安全にも影響がない、というのであれば全て後回しにしてしまいましょう。
子供は親のストレスを敏感に感じ取っているそうです。少し手を抜くことで気持ちが楽になり、子供へ笑顔を向けれるのであればその方がよりよい生活になるのではないでしょうか。

ABOUTこの記事をかいた人

海外で妊娠、出産の経験を持つ30代兼業主婦ライターです。様々な国で働き、様々な子育て方法、子持ちママを取り巻く環境を見てきました。自分自身の経験を含め、日本国外で存在する子育て状況や兼業主婦の状況を独自の目線でお届けしたいと思います。