子育て真っ只中、仕事が終わらない・・・どうする残業?

床上げと共に仕事復帰

 3人の男の子を育てながら、週6日、フルタイムで働いています。2つ違いで生まれた子供達、長男が中学生になった今は随分楽になりましたが、朝起きて夜布団に入るまで(入ってからも?笑)元気いっぱいですから、常にバタバタしていたように感じます。
「男の子3人、賑やかでしょ!!」よくそう言われるけれど、賑やかなんてもんじゃありませんよ・・・。戦争です!!
 床上げと共に仕事復帰した私。私にしか出来ない仕事があり、首を長ぁ~くして帰りを待っていられると・・・ゆっくり育児休暇とも行かず・・・。そんな私のことなんてお構いなしの新生児君は、しっかり夜泣きしてくれますから、眠たくて、眠たくて一緒に泣いてしまいたいくらいでした・・・。
 三男のチビ助は、生後1か月で肺炎を起こして入院となり、その後、5か月の時に『小児喘息』を言い渡されます。
それからというもの、風邪を引くたび肺炎になり、2~3か月おきに入退院を繰り返していました。酷い時には、上の子のどちらかも一緒に入院なんてこともあり、日中は私の母に付き添ってもらって、仕事が終わり次第病院へ行き、夜から私がというローテーションでしのいでいましたね。
 チビ助が2歳の時に長男の小学校入学の年を迎え、回数は減ったものの、相変わらず入退院を繰り返し、さすがに無理が祟ったのか、私まで肺炎を起こしてします。
私は入院を拒み・・・と言うよりも、子供3人を残して入院なんて出来る状況ではないですよね。
点滴を受けながら、あとはもう、気合いで治した感じです!

チビ助の成長に合わせて、仕事の負担も増・・・

 チビ助が3歳を過ぎると、任される仕事の量が増えて行きました。
仕事にはやりがいを感じていたし、責任ある仕事を任される嬉しさもありました。。でも、7歳、5歳、3歳の子供達には、まだまだ手が掛かり、チビ助も病院と離れられず・・・。
季節の変わり目などには、3人が時間差で風邪を引いたりするので、とても気を遣いましたね。病院へ通うということは、仕事の効率をダウンさせるということ・・・眠っている子供の咳の感じで『明日は病院だな・・・』と気持ちが重くなるのでした。
 会社は、子供の体が弱いことを理解してくれていたので、私の分の仕事を他の人がサポートしてくれて、本当に助けられましたが、同時に、戦力になれない悔しさや申し訳ない気持ちで一杯でした。
出来るだけ仕事に穴を開けないようにと、自宅に仕事を持ち帰ってするようになりました。
 帰宅すると、小学生の長男の宿題を見てあげながら夕食の準備に取り掛かります。頭を宿題と家事とで半分こしているので、正確には、そこへプラス下の子たちがいるわけなので、4分の1ずつになりますかね・・・。
もう、あちこち中途半端になってしまうんですよね(笑)仕方ないんです!とにかく手が掛かる子供たちがいるんですから!!と言い訳をしつつ、一通り終わらせてから子供たちを寝かし付けて、さぁ仕事に取り掛かります!
 静か過ぎるくらい静かな夜、仕事ってこんなにはかどるんだぁ・・・と一人感動したことを覚えています。
子供が熱を出しているような日は、翌日の病院のことを考えて、是が非でも終わらせなくてはなりません。朝一、出来上がったデータを会社に届けたら、大急ぎで病院へGOですから!
いつ寝たのかさえ分からないような状態の中、仕事への情熱はとても強かったように思います。今でも変わらず持ち続けていますが・・・。
 

チビ助が小学生になった頃から、本腰を入れて仕事に打ち込むように


 チビ助が年長になると、時間を見付けてマラソンに連れ出すようになりました。私は元々スポーツが好きで、マラソンもその一つでした。
上の子たちは既に小学生になっていましたから、一緒に走っていたのですが、間もなく5歳になろうという頃、チビ助もそろそろ行けるかな?と走らせてみました。
根が負けず嫌いですからね、兄たちに必死に付いて行くんです。小さな背中を後ろから励ましながら、力強い走りを見て、頼もしいとさえ感じました。
 マラソンが体を強くしてくれたのか、風邪を引く回数もグンと減り、兄弟の中で一番の『健康優良児』に。
そのお陰で、仕事に集中することが出来るようになり、大きな仕事もサポートなしでこなせるようになっていきました。
 それまでは、どんなに頑張ったとしても、子供が小さくて手が掛かる(頻繁に、病院へ行かなければならない状況)ため、時間的な制約あって、仕事の一連の流れを、一人で進めることが困難な状況でした。
いつも、中途半端な仕事内容でしか会社に貢献出来ないことが悔しくて・・・でも『現状を受け入れるしかない』と思いながらもがく自分がいましたね・・・。
チビ助の体が丈夫になったことで、時間的な制約を解かれ、誰かの手を借りることをしなくても、最終段階まで自分の手で担うことが出来るようになりました。
 チビ助が小学生になると、スキルアップを図りながら、幅広い分野にチャレンジ出来るようになりましたし、更に上を目指して、勉強日々です!

子供たちが、忙しい私をサポートしてくれます

 仕事が忙しくなると、当然家事に手が回らなくなってしまいますよね・・・。きちんとこなしている、キャリアウーマンなママさんもたくさんいると思うけれど、私はそこまで至っておりません・・・。
 まだ全員が小学生だった頃なので、2年ぐらい前でしょうか。打合せが長引いてしまい、家に帰り着く頃には、もう暗くなっていました。
私が帰宅したことに気付いて、駆け寄って来る次男とチビ助。「お母さん、お帰り!」「洗濯物、たたんでおいたよ!」「お米、研いどいたよ!!」
ニコニコしながら言うのです。
明るい部屋に、いつも私がしているのを真似て置かれた、洗濯物・・・。上手にたためているとは言い難い状態ではありましたが、褒めて欲しくて、ピカピカの笑顔で私を見つめる子供たちを見ていたら、いつの間にか疲れなど忘れてしまっていました!
  今でも、この日のように洗濯物をたたんでくれたり、干すのを手伝ってくれたり、食事の準備をしていると「何か手伝うこと、ない?」と気に掛けてくれます。
随分手慣れたもので、大抵のことは出来るようになりましたね。たまに「お母さん居なくても、生きて行けそうだね!」そんな冗談を言うと「やめてよぉ・・・」とチビ助(笑)いやいや、冗談ですから!
君たちが社会に出るまでは、ちゃんとお母さんをさせて下さい!!まだまだ頑張りますからっ!

時間は作るもの

 あまり大きな声では言えませんが・・・私は、子育てや家事と仕事を両立が、出来ているわけではありません・・・。
仕事から帰って家事をしていると、小学生組は、その日1日の出来事を話してくれます。自分に余裕がないと、返事もついつい淡泊になってしまって・・・。『あ・・・ガッカリさせたかな・・・』なんてことがよくあります。
 1日が、あと1時間長かったらな・・・そしたら、子供たちとの時間をもっと作りたい・・・。「時間は見付けるもの。作るもの」母は、よく私にそんなことを言います。
そう言う母も、とても忙しくしている人でした。ですから、小学生になると、家事全般を私が担っていましたね。そうしなければ、家の中が回って行かない状況ではあったので、幼いながら、そこは早くから自覚していました。
でも、さすがにチビ助ぐらいの年の頃まで(小学校3年生)は、一人が寂しくて、こっそり泣いてたこともありましたね。
 「時間は作るもの」
確かにそうなんですよね。1日24時間は、みんなに平等に与えられている。その中で仕事をして、家のこともして、子供と向き合う時間を設けなければならない。
『忙し過ぎて、そんな余裕なんてない・・・』そう言ってしまえばそれまでだけど、『5分、10分しか時間が取れないけど、子供とちゃんと向き合おう』気持ちがあれば、何とか出来るかもしれない!
 やる前から諦めるのが嫌いな私。子供たちから「えー。そんなのムリー!」なんて言葉が出ようものなら「やる前から諦めるなぁーっ!!」私の激が飛びます(笑)
子供に諦めるなと言うなら、親である私が出来ないなんて言えませんよね。疲れてるのは毎日のこと。少しの時間だけ、切り替えるしかない!そう言い聞かせて、子供たちの話に耳を傾けるのです。

ABOUTこの記事をかいた人

 ayakaと申します。中学1年、小学5年と3年の男の子がいます。 子育てって難しい・・・そう感じる事も多いけれど、子供から教わる事、考えさせられる事も沢山あって。 頑張りすぎないように頑張る日々です。