幼稚園の夏祭り!PTAの出し物アイデア色々

夏の風物詩

夏祭り、と聞くと、子どもの頃の思い出が懐かしく甦ってきますね。
みんなで楽しみにしていた出し物は、毎年同じであっても新鮮で嬉しいものでした。
そして月日は流れ、今は親となった私たちが、今度は子ども達のためにひと肌脱ぐ番となりました。
こうやって、時代は巡っていくのですね。
私たちが子どもの頃に味わったあの楽しさを味わわせてあげたい‥そんなお母さんたちのためにささやかではありますが夏祭りのアイデアをお送りさせていただきます。

出し物あれこれ

1.ヨーヨー釣り

夏祭りといえば、定番であるヨーヨーは外せないですね。
ヨーヨーを膨らませるのにコツがいりますが、すぐに慣れます。
ビニールプールに子どもが群がっている姿はとても愛らしいです。

2.お菓子釣り(魚釣りにアレンジ可能)

磁石の力でお菓子を釣り上げるゲームです。
薬局や100円ショップで売られている、封が出来るビニールの小分け袋に小さな駄菓子数々(ラムネ、飴、チョコレートなど)を入れ、セロテープでクリップをつけます。
スナック系の駄菓子、元々小分けで売られている袋菓子の場合はそのままクリップをつけてください。
次に、広告や新聞紙を棒状に丸めて竿を作ります。
先端にマグネットをつけた麻ひも(又は梱包用のビニール紐)をビニールテープなどで竿に接着し、釣竿に仕上げます。
(たこ糸がよく使われますが、麻ひもやビニール紐は絡まった時に外しやすいようです。お試しください。)
魚釣りにする場合は、厚紙に魚をカラフルに描いて切り取ったものにクリップをつけてください。
釣れた数に関わらず参加賞として景品を用意すると、あまり釣れなかった小さなお子さんも笑顔になります。
「たくさん釣ったよ!」というお子さんがいたら思いきり褒めてあげましょう。

3.ペットボトルボーリング

500mlのペットボトルを6本用意し、水を半分ほど入れてピンにします。
ボールは園にあるものをお借り出来るといいですが、100円ショップで購入する、自宅にあるボールを持ち寄るなどして用意しましょう。
ペットボトルは、キラキラシールやカラフルなテープで飾りをすると楽しいですが、ボーリングのピンを書いた画用紙を貼って本物のピンのように見立てても楽しいですね。
ピンが倒れにくかったり、倒れやすかったり、実際にやってみないとわからないので、事前に調整してください。

4.ペットボトル輪投げ

こちらも、ペットボトルを使って用意出来ます。
中に水を入れたペットボトルに、アルミホイルで作った輪を投げて遊びます。
こちらも、ペットボトルとアルミホイルの輪にシールやテープなどでカラフルに仕上げましょう。

5.腕相撲ゲーム

大きくて頑丈な段ボールの壁から、顔と腕だけを出して子ども達と腕相撲をするゲームです。
養生テープなどを使って、段ボールは机の上にしっかりと貼り付けてください。
段ボールに力士のイラストを描いて、そこから顔と手が出せるようにすると盛り上がりますが、子どもたちが大好きなキャラクターを描いて、何台も作るといいですね。
実際に子ども達と腕相撲をするのは、お父さんたちにお願いしましょう。
もし力自慢のお母さんがいらしたら、子ども達に紛れてひと勝負してみてはいかがでしょうか?

6.もぐらたたきゲーム

最後に、もう一つ段ボールを使ったゲームをご紹介します。
こちらも大きくて頑丈な段ボールを用意します。
箱の底にあたる部分が子どもの方を向き、開き口がもぐらを動かす大人側に
くるようにします。
側面は面積が広い方をたたき台にし、サイコロの「5」の面のように穴を開けて、もぐらの出入口を作ります。
もぐらは500mlのペットボトル飲み口をカッターで切り落として穴を塞ぐようにガムテープを巻きつけ、顔を描いて作ります。
顔の下には赤や青のビニールテープを巻きつけて洋服を着ているようにしてあげるとかわいいです。
もぐらを叩くのにも、ペットボトルを使います。
飲み口部分を握ってもぐらの頭をポコポコ叩いてもらいましょう。
もぐらが叩かれる度に、「キャッ」「やられた」「痛い」など声をあげると盛り上がります。
以上、準備があまり大変でない出し物をご紹介してみました。
ペットボトルボーリングや輪投げに使うペットボトルの飾りつけは、お子さんと一緒に出来るので親子で準備が楽しめますよ。

景品について思うこと

子ども達が楽しみにしている景品は、やはり駄菓子類が一番人気のようですね。
お菓子以外で私が提案・お勧めしたいのが「未使用のおまけや手作り品」です。
今は市販のお菓子についてくるものだけでなく、ファストフード店や映画館でも子ども向けに様々なおまけが用意されています。
いくつももらって余りそうだったら夏祭りの景品用に取っておくのはどうでしょうか?
「これ、欲しかったけれどもらえなかった」と喜んでくれるお子さんがいるはずです。
また、家庭にある端切れや余ったゴムで、女の子用のシュシュも簡単に作れます。
夏祭りでもらったお菓子や景品を入れるのに、子ども用の小さなエコバッグもお勧めです。
ビーズ細工を趣味にされている方は、子供用の指輪を作ることも出来ます。
お金を出せば何でも手に入る世の中だからこそ、心のこもった手作り品や、家で眠ってしまいそうなおまけ類を使うことで、物を大切にすることを子ども達に感じてもらえたら嬉しいですね。

出し物以外で、あるといい企画

1.休憩所

子どもが疲れてきてちょっと休ませたい時、赤ちゃん連れの方のために座って休める場所があるといいですね。
授乳のことも考えて、教室をお借り出来ると理想的です。
そこで「バルーンアート」などの催しがあれば、赤ちゃんと一緒に休憩所に来た子どもも飽きずに楽しめます。
プロの方を頼むことも出来ますが簡単に作れるものもあるので、父母で練習して交代制でパフォーマンスをするのも一興です。

2.仮装パトロール

夏祭り中の園内を、防犯や怪我・事故防止のために父母でパトロールする園もあるかと思います。
その際に、仮装をして子ども達をサプライズで楽しませるのはどうでしょうか?
仮装用の衣装が何かしら家にある方には貸してくださるようお願いし、衣装がない場合は園の先生に相談して身の回りにあるもので手作りしてみましょう。
幼稚園の先生はプロでアイデア豊富です。
子どもを怖がらせない仮装についても相談しつつ、アイデアをたくさんいただきましょう。

楽しい思い出作りのために、そして笑顔を未来に繋げるために

数々のアイデア、お役に立ったでしょうか?
子どもとの思い出は何よりも大切な宝物。
子ども達の笑顔、歓声は何にも代えがたいものです。
それが自分たちの努力と働きによるものであれば、尚更です。
そして、夏祭りのためにお父さん、お母さんが頑張って準備をしている姿を子ども達はちゃんと見ています。
自分たちがいつか子どもを持った時に、私たちの気持ちを理解して「次は自分たちの番だ。」と思ってくれたら、頑張ってきたことが報われますね。
未来の子どもたちの笑顔のためにも、頑張りましょう。

ABOUTこの記事をかいた人

現在小学生男児を子育て中です。息子の言動に日々振り回されて頭を抱える毎日ですが、自分を取り戻すために試行錯誤しております。