子育てする上での祖父母との関係性

お互い感謝し合える環境にいる事をありがたいと思っている人が少ないように感じます。
家族に関わらず、友人間でも、社会の中でも自分の考えを相手に押し付ける行為は好ましい事でしょうか・・・
私はそうとは思いません。

「これをプレゼントしたいけど迷惑かしら・・・」
「このようにお祝いしてあげたいけど喜ぶかしら・・・」

最初は皆さんこうお考えですよね。
これがだんだん押し付けになると
「これをあげたい、喜ぶわよね、無駄なわけじゃないんだし」
「これだけお祝いすればいい物が揃えられるわよね」

こうなってしまうと喜んでもらえる物も喜んでもらえなかったり、勝手に・・・となってしまうのではないかと思います。
まわりではこのパターンが多くよく悩みとして聞きます。

「これをプレゼントしたいと思うんだけどどう思う?いらないかしら?」
「お祝いお渡しするから子供が喜ぶように使ってあげてね」

このような言い回しや気持ちならお互い歩み寄りできるのかなと思います。
ただ受け取る側も祖父母の方の立場になって考えるのも大事ですし、先程も少し記載しましたがお金を出して頂く、協力を仰ぐ事がある場合は多少の介入は致し方ないし、アドバイスとして受け止めておくのは大事な事だと思います。

今ある環境が幸せだと実感する事が大事

極論を申しますと私自身、まわりの友人達ほど祖父母の協力をお願いできる環境にないので鬱陶しい位協力してくれる祖父母がいる友人が羨ましかったりします。
旅行に連れて行ってもらったり、自分はパート出でて祖父母が昼間子守りをしてくれていたり。マイホームの頭金を出してもらったり・・・
私には理解しがたい環境で非常に羨ましいです。口には出しませんがやってもらえるだけやってもらい文句を言うのはいかがなものかしら・・・と話を聞きながら思いますし。
核家族化が進んで家族付き合いというのが鬱陶しく思う若い方が多い中、そういった環境ではない私はそんな寂しい気持ちになったりします。

先日クリスマス商戦真っ最中のショッピングモールで大きなプレゼントを抱えレジに並ぶ祖父母の方、たくさんお見掛けしました。
不思議と皆さん嬉しそう。70代位の男性もプラレールのコーナーをじっくりじっくり見てはトーマスを購入していたり。本当に微笑ましかったし、幸せそうでした。
レジが行列で並んでいてもイライラしている方などおらず皆さんニコニコしながら並んでいました。
きっとお孫さんはたくさんのプレゼントにさぞ喜ぶ事でしょう。

ママ、パパも
「これはじぃじとばぁばが一生懸命何がいいかな、何が喜ぶかな・・・って考えながら選んでくれたんだよ。」と伝えてあげてほしいです。
ママ、パパ自体が感謝の気持ちがないと子供にも伝わらないと思いますから・・・

子供は親をよく見ている

児童センターでもよく祖父母の方がお孫さんを連れて遊びに来ているのをお見掛けします。2歳児と一生懸命向き合いながらおもちゃを選んであげているじぃじや、気さくなばぁばは話しかけてくれたり、子育てについてお話を聞いてくれる方もいらっしゃいます。
普段、私の母は仕事をしているのでなかなか相談できないのですが、児童センターに行くと母位の年齢の方がいらっしゃる事があるので私の場合相談にのっていただく事もあります。
時代も変わり、子育ての仕方も変わったりしていますが、参考になる事、たくさんあります。
へたしたらママ友よりも話しやすいかもしれません。

私達は預けられる環境がある、頼りにできる事を感謝する。
祖父母の方々は孫と触れ合う機会がある、頼りにされてる事を感謝する。

お互いに意見を尊重する。
譲り合う気持ちを持つ。
気持ちを押し付けない。

この気持ちが大事ではないか、これに尽きるのではないかと私は思っています。
その時々でもやもやしたりすることもありますが私達の背中を見て子供は育つ。子供には感謝の気持ちを大事にする人間になってほしいので常に子供の目を気にし、生活し言動に気を付けるようにしています。
何よりじぃじとばぁばの事も大好きでいて欲しいですしね。

ABOUTこの記事をかいた人

5歳の息子、2歳の娘に育児奮闘中のママです。 趣味といえばファッション雑誌を読むこと、日記を描いたりインドア派ですがここのところは家ではゆっくりできず公園に行ったり子供と外で遊んだりと身体を動かす事にも楽しみを覚え始めているただのママです。