中学生のスマホ所持率は約5割という、まさに中学生の2人に1人は所持している状態です。
活用の仕方では毒にも薬にもなるスマホですが、どうせならスマホの良い点を利用してスマホを最適に活用できると良いですよね。
スマホを利用するにあたり、子どもと約束やルールを設ける親御さんが増えています。
どんな約束をしているのでしょうか?調べてみたいと思います。
スマホの18の約束
スマホを使用するにあたり、約束やルールを設けるときに参考にされるのが「母から息子へ、18の約束」です。これは、アメリカの13歳の少年が、ずっと欲しかったiPhoneを親からクリスマスプレゼントでもらったときに、iPhoneを使用するにあたり親が子どもと約束をかわした18の約束ごとです。
参考
http://www.ed.city.ikoma.nara.jp/school/midori-j/ikuyukai/sumaho18.pdf
それでは、スマホを子どもに買い与えるときに、親は子にどのようなルールを設けているのでしょうか?
中学生のスマホ使用の約束は
中学生のスマホ使用の約束ごとは、
- スマホの料金支払いや契約は親がしていることを伝え、スマホに対する権限は親にあることを教える
- 使用するには約束やルールを守ることが条件で、約束が守られないときは取り上げる
- 壊さない、なくさないように、大切に使用すること
- 使用する時間帯を決める
- パスワードやアドレスなどはすべて親に教える
- SNSの使用の注意や禁止項目
- 自分や他人の個人情報に対する注意(画像の取り扱いについてなども)
- アダルトサイトや悪影響のサイトは禁止
- 成績が下がったり勉強をしない場合には取り上げる
- 公共のマナーを守ってスマホを使用する
- 自宅内での使用禁止場所を決める(例えばお風呂やトイレに持ち込みなど)
- 食事中はスマホ禁止
などです。
他には、
- 勉強中は使用禁止
- ゲーム時間は1時間以内
- 課金はしない
- ゲームアプリを入れない
- 部屋に持ち込み禁止(親の前でだけ使用させる、スマホの使用はリビングのみ)
というものもあります。
特に注意することは、サイトの閲覧には制限をかけ、パスワードの管理は親がして、ダウンロードも親が直接行うことです。
親がダウンロードをすれば、子どもが勝手にゲームアプリなどを入れることはできないので、課金などの心配も防げます。
まとめ
以上、中学生のスマホの使用についての約束やルールについてご紹介しました。
ご家庭で「これだけは絶対に譲れない」ということをルールにして、スマホ購入前からの話し合いが必要ですね。
持たないといられないのなら、きちんと使用させることが重要です。
トラブルを防ぐためにも、しっかりと約束を守って使用できると良いと思います。