母乳or粉ミルク?子育ての本質から考える

母乳にデメリットはある?

母乳は赤ちゃんにとっても栄養満点で、免疫力もつけてくれて、ママの産後回復にも一躍買っていていいことばかりのように思いますが、母乳育児にもトラブルはやはりあります。粉ミルクと違って赤ちゃんだどのくらい飲んでくれているのかちゃんと栄養が足りているのか不安になりやすいということがあります。また、粉ミルクにくらべて母乳は消化が非常にいいので赤ちゃんもすぐにお腹がすいてしまいます。なので、授乳間隔が短くなってしまい、さっきあげたばかりなのにまたおっぱいが原因で泣いていたなんてこともあります。赤ちゃんを預けて長時間離れているということができません。食事に気を付けないと、乳腺が詰まってしまったり、乳頭が傷ついてしまったりというトラブルが発生しやすい、などがあげられます。ちょっと油っこいものを食べてしまったり、野菜が不足してしまったり、糖分を多くとってしまって、乳腺がつまり腫れてしまったりというトラブルを抱えるママさんは意外と多いです。

卒乳前にお仕事を始めるママさん

産休を取っているママさんも多いと思います。一人目の時は産休をめいっぱい取ったけれど、2人目3人目になるにつれて、産休期間を短くするママさんも多いものです。経済的な理由だったり、あまり職場を開けてしまうことで仕事の感覚が戻らないのでは?と不安になるママさんが多いためだと思われます。1歳くらいになったら仕事復帰を考えているママは、すこしずつ卒乳にむけてリズムを作りつつ、お仕事復帰の準備をする必要があります。夜まとめて寝てくれないと日中の仕事がつらくなります。夜泣きをされておっぱいをねだる赤ちゃんと格闘することになってしまうのは避けたいと誰しも思いますが、おっぱいを吸わせれば寝てくれるならと、つい与えがちです。しかし、離乳食やおやつなどで栄養がとれているなら、夜中の母乳は必要ないとされています。また、夜中の母乳は虫歯の原因にもなると言われています。できれば、母乳をあげることではなく、もう夜中だから寝ようねと言い聞かせながら寝させることを習慣つけさせると、卒乳はずっと楽になります。お仕事を開始するのが遅くていいママさんでしたら、そこまで早く卒乳しなくても、赤ちゃんが欲しがるまで与えても問題はありません。いつまでも吸い続ける赤ちゃんはいません。

おっぱい時期をすぎてもスキンシップを大切に

母乳でも、粉ミルクでも共通していることですが、赤ちゃんを抱っこしておっぱいをあげている時、赤ちゃんはママに密着して、安心して授乳を受けます。おっぱいが出てもでなくても、おっぱいをあげるようなふれあいは、この時期しかできません。この時期のスキンシップとしては、授乳のポーズが一番赤ちゃんを安心させ、母性を感じる時間だと思います。おっぱいの時期がすぎて、子供大きくなるについてスキンシップの方法は変わっていきますが、その時々のスキンシップを大切に子育てをエンジョイしていきましょう。

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一姫二太郎の2人の子供を育てているシングルマザーです。 育児と趣味も満喫したい能天気ライフを送っています。 失敗したり、たまにメソメソしてしまうこともあるけど、人生万事塞翁が馬のを座右の銘として元気に人生奮闘中です。