中学生の子育ては辛い!抜けられないブラックホールはない

小さい頃はママ、ママ!とまとわりついていたわが子。でも、成長とともに自我に目覚め、中学生にもなれば、いつの間にか自分の分身から全く別の生物になってしまっていた・・・なんて経験は、子育て中の親なら誰しもあるでしょう。

特に子どもが中学生の時期というのは、大人と子どもの中間地点、宙ぶらりんな年齢なのです。まだまだ親としては責任を果たさなければならない時期でもありますが、かかわり過ぎてもダメ、かといって放置するわけにもいきません。親もちょうど良いかかわり方の尺度がわからない時期で、思春期という難しい年頃に翻弄されてしまいます。
それはまるで、周囲が暗くて全く見えなくなるブラックホールに迷い込んだかのように思えるかも知れません。

親たちは都合の悪いことは忘れている?

いえいえ、覚えているはずですよ。
よく思い出して下さい。自分が自分の道連れに、親をブラックホールに突き落としていた頃を。

先日のママ友との会話です。
娘が彼氏のことで「干渉しないで!」と言ってきたから、カチンと来て「親は心配なのよ!」と言い返したんだけど、振り返ると、自分も娘の年の頃は親に干渉してほしくなかったなあ・・・と。

ああ、そんな時期もあったなあ・・・と殆どの人が思い出すのではないでしょうか。今でこそ親に申し訳なかったと思う言動をしたという人も、実際に少なくないと思います。
あなたはどうでしたか?

理由なんか説明できない

中学時代に親を悩ませていた子たちが大人になって、なぜ荒れていたか聞いてみると、自分でも説明出来ないということが一番多いようです。なにせ返って来る答えが「何となく。」とか「よく解らない。」とかばかりなんですね。
なぜ、こんな現象が起きるのでしょうか。

ABOUTこの記事をかいた人

1964年生まれ。 「辛い時期もいずれ過去になる。」なんて台詞が解る年頃になりました。 これまでの経験を生かし、少しでも興味を持ってもらえるような記事を書きたいと思います。