笑顔と笑いのたえないポジティブ育児

育児にも起こりやすい連鎖

例えば、朝起きて子供がすぐに目を覚まし、支度も嫌がらずあっさり終わり、ゆっくりとご飯を食べる時間が確保できたら、お母さんはどんな気持ちになるでしょう?「今日はなんて清々しい朝だろう!」と感じるのではないでしょうか?そして、そんな日は、仕事でもいつもより集中して取り組めたり、足のむくみが少なかったり、なんとなく体が軽かったりと、一日特に目立っていいことがなかったとしても、充実した一日を過ごせたと感じるのではないでしょうか?
逆に、朝起きて子供がなかなか起きてくれなくて、ごはんも無理やり急いで食べさせてなんとか保育園に送っていくも、電車に乗り遅れてしまったり、仕事でミスが重なったり、足のむくみがひどかったり肩こりがいつもよりひどかったり、頭痛がしたり散々な気分になって帰宅するなんてことないでしょうか?そんな風に悪いことは悪いことが重なり、逆にいいことはいいことを呼んでくるように重なることが多いと思いませんか?
育児でイライラすることも不安に思うことも多々ありますが、それはお母さんにも子供にもそして生活そのものにも連鎖していきます。

マイナス思考やネガティブな思考の言葉は使わない


ではどのような方法を取ればいいのでしょうか?それはお母さんのマイナス思考やネガティブな思考をなくすようにすれば、いつの間にかすべてがうまく回っている!なんてことが起こります。
まず、意識して笑顔を作ることです。
子供が何かを壊した、言うことを聞かなかった、約束を守れなかったなど子供を叱りたい気持ちがむくむくと起こった時、無理でも笑顔を作ってみましょう。ひきつっていても構いません。まず笑顔を作り深呼吸をします。そして、子供を怒らなければならないことときちんと向き合います。他のことはいいのです。今起こった「子供を叱らなければならないこと」だけについて考えます。昨日のことや前のことはどうでもいいのです。とにかく今起こったことだけに集中して何がいけなかったのかまず、お母さんが納得しましょう。
次に言い方です。「何度言ったら分かるの!」「うるさい!」「まったくもう!」「みんなできているでしょ!」「つべこべ言わない!」ついつい言ってしまうフレーズではないでしょうか?これらの言葉はマイナスなネガティブな言葉だと覚えましょう。「これで3回目くらいだけど、4回目にはできているかな?」「ちょっと話を聞いてくれる?」「気を付けてね」「〇〇君は、こういう方法をしているみたいだね」「あなたはそう思うのね?」などの前向きな言葉を選んで話をしてあげるようにします。

大切なのはポジティブになろうとするお母さんの気持ち

頭ではわかっているのに、出来ないのよねと思う方も多いと思います。でも、それでいいのです。頭ではわかっているから、いつかできるようになるわと、マイナス思考やネガティブな発言をしてしまっても、切り替えるようにしましょう。気持ちが落ち着いてからでいいのです。暗示でも思い続けていればいつかできるようになります。これも生の連鎖です。
人生はいつもいつもうまくいくものじゃないことは、十分に理解している大人にとって、いつもポジティブに物事を考えるなんてことは、実はとても難しいことなのです。それでも、ポジティブになろうと努力しているお母さんの気持ちは、子供達に伝染します。今日はだめだったけど、次はがんばとうと考えられる子供に育つはいいことだと思いませんか?
逆に、もう一生無理だとか、今日は出来たけど明日はどうかなぁ?とか、こんな調子じゃ先が思いやられるわ…などと、マイナスな思考が先行してしまうと、子供たちも同じようにきっとこの先もダメだと思って生きていくことになるのは、あまりにも辛いと思います。
笑顔と笑いのたえないそんな子育ての最初の一歩をお母さんが今日からはじめてみましょう。

ABOUTこの記事をかいた人

一姫二太郎の2人の子供を育てているシングルマザーです。 育児と趣味も満喫したい能天気ライフを送っています。 失敗したり、たまにメソメソしてしまうこともあるけど、人生万事塞翁が馬のを座右の銘として元気に人生奮闘中です。