子供への仕送りにクレジットカードを利用するのはあり?

今や財布を持ち歩くことよりも、カードを持ち歩くという人は増えています。
むしろ、近い将来は現金よりもカードの取引の方が主流になるとさえ言われています。
さて、そんなこの時代に、学生として一人暮らしをしている子供に対しての仕送りに、クレジットカードを利用するということは出来るのでしょうか。

大学生の子供が、クレジットカードを手にすることは出来るのか

そもそも、学生が親の仕送りのみでバイトなどしていない場合、クレジットカードの審査は下りるのでしょうか。
ちょっと調べてみましたが、調査で親が相当な収入や資産があると分かった場合などでないと、ほぼ通らない、審査が通る場合の条件は、子供自身がある程度、バイトなどで収入を得ているという事実があるかどうか……とありました。
しかし、しかしです。
実は、うちの息子は上京後すぐに、まだバイト確定もしていないのに、自らクレジットカードを作ることが出来ました。
しかも、親の収入状況の調査は入っていません。もちろんこちらに、息子がカードを作って良いか、確認の電話は掛かって来ました。

身近な場所でもクレジットカード加入を勧められる

息子の場合、自分で作ったカードは、大学が発行するカードと、パルコカードの2つでした。
いわゆる、今日加入すれば今日の買い物から割引がある……というものです。
そういえば、スーパーで買い物などをしていると、よくそのスーパーのクレジットカードを勧めてくる人に当たるとこがあります。
それと同じと考えで良いようです。
主婦なのか仕事を持っているのか、収入も確認せずに、キャンペーンとか言って次々に声を掛けて来ますよね。
もちろん審査はありますが、案外通ってしまいます。
そもそも息子は慎重派、カードを使ってほいほいと買い物をするタイプではありません。
それでも意外だったのですが、自分できちんと家計を管理できるようになりました。
仕送りと奨学金で、自分の身丈にあった生活をしながら、あとはバイトで自分のやりたい事も叶えているようです。
クレジットカードを使う時は、敷居の高い、すぐに用意できない必要経費と決めているようです。

節度を持って使えば、カードはとても便利

すぐに用意できない必要経費と書きましたが、息子の場合はそれが「帰省に使うチケット代」や「コンタクトレンズ代」です。
この2つの共通事項が、ネットで発注するということです。
発注後、息子はすぐにこちらへ連絡をして、掛かった費用を申告してくるので、その分を息子の通帳に振り込む……という段取りをしています。
この2つは、学生にとっては高い買い物ですし、自分でサッと用意できるものではありません。
持たせている通帳には、敢えて必要な分だけの仕送り以外は入れず、月々本人がやりくりするようにすることで、余計な買い物はせずに済んでいます。
また、必ずカード決済した物の値段を申告してくるので、何を買ったか、息子の買い物に対する考えまでもよく分かるようになりました。
カードは節度を持って使う、贅沢なものはバイトなどで貯めてから買うなど、意識してやりくりすれば、やはり持っていて損はないと思います。

ABOUTこの記事をかいた人

1964年生まれ。 「辛い時期もいずれ過去になる。」なんて台詞が解る年頃になりました。 これまでの経験を生かし、少しでも興味を持ってもらえるような記事を書きたいと思います。