発達障害の方のための生命保険

以前、発達障害だと生命保険に入れなかった、という情報を目にしたというお話をしました。病気ではない発達障害の特性により、保険に入れなかった方が、この世の中のどこかにいると思うと心が痛くなりました。しかし、それとは逆に、発達障害や知的障害などの障害者向けの保険がある事も、知りました。納得のいかない、ショッキングな内容だっただけに、この障害者向けの保険が存在していた事は、救いのように思えました。

生命保険に入るということ

日本は、社会保障が充実している国だと言われています。医療保険でまかなえるところが多いため、生命保険に入るか入らないかは、人それぞれですが、かなりの方が生命保険に入っていると思います。また生命保険によっては、いろいろな違いがあり、選ぶ際には迷ってしまいますよね。掛け捨てや年金型、貯蓄型など、保障の違いや支払金額の違いなど、保険への加入を考える場合には情報を確認する項目がたくさんありますよね。

ぜんち共済

そんな中でも、特に発達障害の特性を持つお子さんがいる方の中には、お子さんの将来のために、生命保険に加入している方もいるようです。パニックなどでケカをしてしまったり、事故にあって入院してしまったり、入院の際には個室対応が必要だったり、完全付き添いをしなければいけなかったり。そんな時には出費が多くなってしまいますよね。
知的障害や発達障害、てんかん、ダウン症などの障害者向けの保険が「ぜんち共済」です。
発達障害だから、生命保険に入れない、という所をカバーしてくれる保険です。
また、発達障害のお子さんに限らない話ですが、子供が生まれ、大きくなってきたら傷害保険に入った方がいいと言われたことがあります。子供同士の事ではありますが、相手にケガをさせてしまうことがあるかもしれません。ぜんち共済には傷害保険もありますので気になる方は詳しく調べてみて下さいね。

事故やケガなどの心配事が多い

長男が小学校に入って、1人で外を歩くようになって一番心配した事は、通学中や放課後の事故です。興味のある事に目が行きやすいので、虫などの興味のあるものを見つけたら、すぐに捕まえに行ってしまいそうで、とても心配でした。‘道路は車や自転車も通る’と知識として教えてはいても、どこまでわかっているのか、本当に周りを気にして確認しながら道を歩けるのか、全く信用できませんでした。また、どこにでも登ってしまっていたので、落ちてケガをするのではないかという心配もありました。先の予測が苦手な長男だったので、この先、何が起きるのかを予想しながら歩いているとはとても思えませんでしたから。
当然ですが、保険はあくまで保険です。もしもの時、万が一の時の備えとして資金的な保険をかけておくもの。保険をかけたからといって、大丈夫という事ではないですからね。
しかし、実際に万が一の事が起きた時、資金的な面でフォローしてもらえる事は、治療などに専念する事が出来ますし、経済的な負担も減るので、生活面でのシワ寄せが減るという面でも便利なものだと思っています。
様々なタイプのいろんな生命保険やその他の保険。定期的に見直しをしながら、上手く活用していきたいですね。

ABOUTこの記事をかいた人

2人の男の子を育てている主婦です。(現在小4と小1) 長男が発達障害のため、ちょっと変わった子育てをしています。 今年から次男が小学校に入ったので、少しずつ自分の時間が持てるようになりました。 そんな私のちょっと変わった子育てのお話を紹介致します。