PTA広報誌の編集後記の書き方

保育園や、小中高の保護者からなるPTA委員会。日々の学校生活、1年間に行われる様々な行事が円滑に進むように影の力持ちとしてサポートしています。PTAの重要な役割なのがPTA広報誌の発行です。「こんな行事がありました」、「生徒たちはこんな様子でした」、と写真付きで楽しみにしている人も多いです。そんな広報誌ですが、PTA役員が行事に参加し、様子を写真に納め、会議を開き、紙面を考え、作られています。そこまででも大変な作業ですが、編集後記も大切です。

編集後記とは

編集後記とは広報誌の最後に、PTA役員が、「ここを見てほしい」という気持ちや、子供たちへの想い、広報誌を編集した感想など自由に書くことのできるスペースです。今回はこの編集後記の書き方をご紹介します。

形式的な書き方

編集後記のスペースは限られています。少ない文字数で保護者や生徒に、一番どんなことを伝えたいのかをまとめることが大切です。形式的な書き方としては、PTA役員として、まずは一言挨拶の文を入れ、次に、今回の広報の見どころや、子供たちのアピールポイントなどを具体的に文章にします。そして、一保護者としての感想や子供たちの成長についてまとめ、最後に終わりの言葉で締めくくるというのが無駄なく、すっきりとした編集後記になるのでは、と思います。

例文
今年度、初めてのPTA広報です。役員一同、力を振り絞って作成しましたので楽しんでみていただけると嬉しいです。今回の見どころは初夏に行われた運動会です。今年度から時期が変更となりましたが、子供たちの汗と涙の練習の様子が目に浮かぶような、とても素晴らしいものでしたので、その様子をご覧ください。子供の成長は早いもので、様々な場面で驚かされます。今後も多くの記事を保護者の皆様にお届けできるよう、広報を発行していきたいと思っていますので1年間よろしくお願い申し上げます。

比較的自由な書き方

形式などは特に気にせず、PTA役員の想ったことや、感想などを自由に書いていく書き方です。何文字以内で、というようにざっくりなことしか決まっていないときは、こちらもおすすめです。
例文です。

例文
今回初めてのPTA役員で、会議や行事に参加しても、何をすればいいのかわからないことだらけだった私ですが、写真係を任され、写真なら得意だ!と張り切って臨みました。しかし、張り切りすぎて写真の枚数があまりにも多すぎてしまい、他の役員さんを泣かせる羽目に…走っている、歌っている、友達と楽しそうにしている、子供たちの姿は、撮らずにはいられないほど輝いて見えました。これからも素敵な学校生活が送れるよう、保護者一同見守っていきましょう。

極端に文字数が少ない書き方

広報の残りのスペースによっては100文字以内で、というように極端に文字数が少ない場合もあります。そのような場合は協力への感謝や、挨拶と言った基本的なことのみで構いません。
例文です。

例文
今回も広報作成にあたり、記事作成、写真提供など、ご協力いただき、ありがとうございます。今後も子供たちの成長と安全を見守り、多くの広報をお届けしたいと思いますので、PTA活動へのご協力よろしくお願いします。(100文字)

思うままに

だいたいの形式は決まっていても、比較的自由に書くことができるのが編集後記です。文字数さえ入れば、行事への感想、子供たちの様子、広報づくりの大変さなど、なんでもいいと言えば何でもいいのかもしれませんね。保護者や生徒に伝えたい事が書けているということが重要なのです。ぜひ、あまり気負わずに、伝えたい事を伝えましょう。

ABOUTこの記事をかいた人

2歳の子供を育てる専業主婦です。 朝から晩まで子供と二人で行き詰ってしまうことやイライラしてしまう育児ですが それでもわが子はかわいい。と反省する毎日です。 子供とパパと3人で過ごす休日が何よりの楽しみです。