父親がするべき子育て、何をしたらよいの?

家族のスタイル(子育ての考え方や目標、生活リズム)は、家族の将来設計にも繋がっていきますし、是非とも夫婦で共通化したほうが良いと思います。

目標を持った子育ては、今やるべきことを明確にしますし、子育ての内容を明確化する事ができます。
また、私立幼稚園などを受験をお考えの方は重要です。

私たち家族は個々の目標をたてて、家族スタイルを作りました。

1.子育ての目標をたてる

→例:子供が保育園・幼稚園・小学校とどのような学校(私立・公立など)に進ませたいかと言った将来の漠然とした目標を立てる。
目標を鑑みて子供の性格・ペースを考えた子育てのスケジュールをたてる。   

上記は例として、「教育=目標」としましたが、能力・スキル目標でも問題ありません。
また、高い目標を立てる必要もありません。夫婦の考えをまとめておくことが重要なのです。
      
良くないのは、「子供は遊ぶことが仕事」だから、その時期になったら考えようと先延ばしにする事です。   
子供が自分で判断できない時期は、親の判断が全ての責任です。   

2.夫婦の目標を設定する

子育てにおいて「子供中心の生活になる事は致し方ない」と一般的に言いますが、だからと言って自分たちの目標がないのはおかしい話です。
「やりたい事・夢=目標」は親にもありますし、その目標を共有した方が良いでしょう。
  
私の場合は、
「会社から独立したい」「家計(収入)を毎年上昇させたい」
妻は、
「自己のスキルアップ(資格取得)をして、働きたい」
と言う漠然とした目標をたてていました  

3.家族のスタイル(子育ての考え方・目標・リズム)を考える

子供・夫婦の目標達成を考えた際に、今やるべきことを明確にし、1年の目標にします。
家族の目標は、長いスパンの目標は意味がありません。
今年・来年程度の目標で良いです。
子供の成長のペースや興味、保育園に入れなかったなどの外的要因により、臨機応変に家族が対応するには、短期の目標の達成を積み上げていくと考えたほうがちょうど良いのです。

自分たちに無理のない、目標を作ってあげることで、家族としての進もうとする方向性が明確になり、かつ共通の目標なので、夫婦どちらかが何かに不安になっても自信を持って子育てできるはずですし、何か変化・問題があった場合でも、修正を加えるだけですので、大きな家族のスタイル・育児への考え方は確立しているといえます。

このように家族の目標を取りまとめ、家族として成長する方向性を示すのは、家族の主である父親の役割であると考えます。

子育て・家事の分担:父親のやるべきこと

家族のスタイル(子育ての考え方や目標、生活リズム)構築できたのち父親の自分が何をできるのか、生活スタイルを鑑み考えます。

乳幼児期の赤ちゃんの世話は、やはりお母さんにはかないません。

父親が出来ることは、オムツを替える・外出時の抱っこやおんぶなど、、、数えるくらいしかなく、食事を作ってあげる事や洗濯・掃除など、奥さんの家事のサポートをメインに考えす。

離乳食になると、子供にご飯を食べさせるなどもできますが、この時期の父親は出来る限り奥さんの家事の負担を軽減することに努力すべきでしょう。
一点だけ、奥さんの育児で父親の力が役立つのは、夜鳴きの時におんぶで外を散歩する事ですね。これはいくら眠くても父親の仕事だと思います。

幼児期になると、保育園への送り迎えができるようになります。
朝は男性の方が早く準備ができるので、自分の通勤経路も考える必要はありますが、父親の役目です。

保育園での一番の問題は、子供の突然の体調不良によるお迎えです。
これは奥さんも私も突発的に対応する事は難しいです。
私の両親や親戚が近くに居れば、頼ることもできますが、近くに居ない場合は、近居の方にお願いできる信頼関係・家族関係を築いておくことが大事です。

冒頭に記載した通り、普段の生活においてもいざと言う時に頼れる方が居ると、心のゆとりがだいぶ違います。
この家庭関係を築くにも父親の仕事です。
家族同士のコミュニティですので、奥様同士もコミュニティは重要ですが、父親同士がコミュニティ形成している方が、家族も安心してお願いすることができると思います。

こういったコミュニティは、昔は日常的に作られていたのですが、地域コミュニティの希薄化や都会では人々の異動サイクルが早いため、自ら作る必要があります。

子育てまとめ:父親のやるべきこと

このように私は、子育てに対する考えと、考え方の前提、目標の設定から家族スタイルを確立し、父親のできる奥さんのサポートを実施する事を実施してきました。

今、二人の娘は5歳と3歳となり、毎年の子育て目標はある程度達成し、保育園入園-幼稚園受験・入園までの過程を踏むことができ、娘二人はのびのび成長しています。

この子育てを振り返り、父親の一番大事な事は「家族を知る」事です。
家族を知ると言うことは、父親としてよく家族を見ていることであり、家族と一緒にすごす時間をとると言うことです。

やはり、子供は両親を身近に感じ、一緒に遊ぶ事が重要ですので、子供と楽しい関係を作る事が一番の父親の子育てと言えるのかと思います。
また、家族のバランスを考える事は子育てにはとても重要です。

奥さんが子供を怒った場合は、父親は優しく、奥さんがイライラしている時は、父親はのんびりと、奥さんが体調不良の時は、父親が家事を実施する。
と言った家族のバランスを、精神的にも子育て分担でも父親が気にかける事を心がけてください。

子供はその安定した環境に安心し、すくすく育っていくのです。

ABOUTこの記事をかいた人

3歳と5歳の娘を持つ父親です。 子供が欲しいと願い授かり早5年。自分が歩んできた人生を振り返り、わが子には更に素晴らしい人生を歩んで欲しいと思いながら、妻と子育てに奮闘中です。