難しいお年頃、8歳の女の子の子育て

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『本読み』にしてもそうですが、私としては、もう2年生なんだから、やるべきことはきちんとできて当たり前!と思ってしまうのです。
ただ長女にしてみれば、重い腰を上げて頑張っても、何の評価も無ければ、頑張ろうと思うことはできないですよね。

ちょうど、次女も『魔の2歳児』のころです。
2歳は難しい年頃と分かっているので、イヤイヤが始まると、誉めそやしたり、別のことに気をそらしたりして、機嫌よくことが進むように仕向けていました。

嫌いなおかずが食べれたら
「まあ!!おりこうさんね~!!」
とオーバーに褒めたりする一方、長女が同じことをしても、もう8歳ですから
「いいんじゃない?」
ぐらいの褒め方です。

長女からすれば、そういうところに不公平さや不満を感じていたのだと思います。
反応が素直な子なので、
「次女ちゃんばっかり褒められてずるい!!」
と、率直に言ってくれるのですが
「だって、長女ちゃんはもう大きいでしょう?」
と、ついつい言ってしまいます。

でも、8歳だって十分子どもで、まだまだ甘えたいと思って当然なんですよね。
2歳児と同じように、褒めれば喜ぶし、気分良く事を運べるように、こちらが誘導してあげたほうが良かったんですね。

結局当時は、拗ねてしまった長女に、私のほうも大人になれず、機嫌が直るまで放置するしかありませんでした。

急ぐことが苦手


基本的にのんびり屋さんの長女は、特に朝の身支度と、ご飯を食べるのに時間がかかりすぎていました。
学校でも給食はいつも最後まで食べているようでした。

1年生の算数でも時計の勉強をして、時計を読めるようになっているので、
「○時○分までに終わらせようね」
というルールを作っていたのですが、ずっとおしゃべりしていたり、遊んでしまったりして、時間直前になって焦り出す、というのがいつものパターンでした。

夕食に関しては、時間までに食べられたら、ご褒美にデザートが食べられるシステムなのですが、さんざんダラダラしておいて、間に合わずデザートがもらえないと、逆切れして泣き出す始末。
「だから急いだほうが良いって言ったのに・・・」
と毎日のように言われていました。

9歳になって分かったのですが、個人差もあるとは思いますが、長女は食べる力がまだ十分でなかったように思います。
ギリギリになって急ごうと思っても、口にいっぱい詰めて、一生懸命噛んで飲み込む、という力がなく、急げなかったようです。

3年生になって急に食欲も旺盛になり、ご飯をおかわりしたり、好き嫌いが減ったり、体格もずいぶん良くなりました。
クラスメートを見ても、3年生になってびっくりするほど大きくなった子が多く居ます。
8歳の体力は、1年生に毛が生えた程度のレベルで、まだまだ成長の途中なのかもしれませんね。

最近の夕食も、だらだら癖はそのままで、時間が近づくと
「ヤバっ!!」
と言って、一気にかき込んで、何とか間に合わせてしまうので、ちょっとイラッとしますが、たくましく、要領良くなったものだなあと感心もします。

8歳は難しいけど、大事な年頃

小学校教諭の友達が言うには、2年生は難しい学年なのだそうです。
自我も出てやんちゃになってきますし、でもまだまだ見守りが必要な幼い面もあります。

それこそ、2歳児のように褒めて認めて伸ばしてあげることも必要だし、いけないことをしたら、全力で叱ることも大事だろうと思います。
この頃になれば、して良いことと悪いことの区別はつき始めます。
顔色を伺うこともできるので、怒られそうな人の前ではおとなしくできたり、逆に怖くない人と思えば、格好付けて逆らったりもします。
人目を気にし始めた証拠なので、相手にしすぎずさらりと交わしてやると、子どもにとってはつまらないので、そのうち止めてしまうことでしょう。

難しい年頃で大変ですが、寝顔を眺めたり、小さい頃の写真を見返したりすると、また可愛いと思えて、冷静に対応できるかもしれません。
体も大きくなってきて、口も達者で生意気ですが、まだまだ可愛い盛りと思って、愛情を持って接してあげるのが、一番の近道だと思います。

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ひなりんママと申します。 小学3年女子、年少さん女子子育て中、もうすぐ第3子が産まれる気ままな自営業ママです。 仕事や家庭より、地域や学校、保育園などのボランティア活動に追われる毎日です。