年の差があっても大変。2人目の子育て

現在9歳の長女が5歳半の時、次女が生まれました。
学年で5つ、年の差はほぼ6つ離れています。周りからは
「お姉ちゃんが大きいから楽でしょう?」
とよく言われましたが、実際はそうでもありませんでした。

産休中はママとべったり

私がずっとフルタイムで働いていたので、保育園の送り迎え、遠足などまで、全ておじいちゃんにお願いしていました。
産休に入って、長女にとっては初めてママとゆっくり過ごせる時期。毎日本当に嬉しそうでした。
初めて一緒に遠足に行き、買いたての補助輪つき自転車で一緒に通園。
「ママ、走って~!」
と言われ、臨月のお腹で必死に追いかけて走る姿を見て、ご近所の皆さんに
「お母さん、大変ね~。」
と苦笑いされたことでした。
そんな毎日だったので、長女にとっては赤ちゃんが生まれる、という事実より、私と毎日一緒に過ごせるようになった喜びのほうが大きかったようです。

赤ちゃんに興味なしの長女

そんな中で次女が産まれたので、私にとってまず勝手が違ったのは、長女が妹に興味を持たなかったことでした。
ミルクやオムツ、遊び相手など、ちょっとしたお手伝いをしたがるんじゃないかと、少しは期待をしていたのですが、そもそもやってみたいという気持ちがなさそうでした。

「お姉ちゃんにミルクもらいたいみたいよ~?」
などと誘導してみても、
「え~~」
と興味なさそうで、しぶしぶやってみても、飽きっぽいので1分で終了。

今思えば、してくれたことに対して、もっとオーバーに褒めたり、感謝を伝えたりしていれば、嬉しくなって積極的に関わってくれたのかな?と思わないでもありません。
その時は、無理強いしても逆効果だと思い、興味を持つまで待つことにしました。

年長さんの赤ちゃん返り

5年半の長い間、1人っ子として親の愛情を独占してきた長女は、いつまでも自分を赤ちゃん扱いして欲しがるところがありました。

おっぱいはさすがに欲しがりませんでしたが、横抱きの抱っこをして欲しがったり、何をしても
「次女ちゃんばっかりずるい!」
と言うのです。
次女が3ヶ月になる頃には、長女はもう年長さんだったので、何でも
「自分でやってみなさい」
と言われます。

一方で赤ちゃんの次女は、泣けば抱っこしてもらえるし、ご飯もお風呂も自分でしなくて良いのですから、長女にとっては不満ですよね。
私も、(もう大きいし、自分でできるんだからしてよ!)と、ついイライラ。
「ごはん、あ~んしてーー!」
と甘えてみては怒られ、拗ねて食事が進まないと、また怒られる。
負の連鎖と分かっていながら、私もつい怒ってばかりになります。

でも考えてみれば、年長さんだって、まだまだ5~6歳。
1人っ子だったり、妹、弟である子は、甘えたって許されているはずなんですよね。
妹ができたからって、急にお姉ちゃんになれるわけでもなし、自分でできるようになる訓練も大事ですが、たまには甘やかしたって良かったんですよね。

2人遊びが始まると・・・


妹を可愛がるようになったのは、次女が
「ねえちゃん」
と呼びかけるようになった1歳半くらいからようやくでした。

次女は明朗で、機嫌が良いことが多い子なので、長女があやすと
「キャッキャ!」
と喜ぶので、長女もやりがいを感じたようです。

定番ですが、2人目のおもちゃはほぼほぼ姉のおさがり。
「次女ちゃん~、新しいおもちゃだよ~」
と、長女が昔遊んだおもちゃを出してくると
「あ!それは長女ちゃんの!」
と、次女より先に取りにくる長女。
(対象年齢1歳のおもちゃですけど・・・)
と若干あきれましたが、長女にとっては、そのおもちゃで遊びたい、というよりは『自分のもの』という意識がまだあったようです。

同じ部屋で、長女は長女の好きなおもちゃで遊び、別のおもちゃで遊ぶ次女を、大人が危なくないように見守る。
まだまだ子守は難しいなと思ったことでした。 

5歳差のケンカ

5歳離れていても、ケンカは意外と対等です。

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ひなりんママと申します。 小学3年女子、年少さん女子子育て中、もうすぐ第3子が産まれる気ままな自営業ママです。 仕事や家庭より、地域や学校、保育園などのボランティア活動に追われる毎日です。