自分のお腹に小さな命が宿ってくれ、悪阻を乗り切り、苦痛なお産をして目の前に現れてくれたわが子。可愛いはず。
小さな手に小さな足、自分に似ている容姿、愛おしかったです。
それが、育児の日々の疲れでイライラしてしまい、小さなイライラや疲れが蓄積されていき、子育てに対し絶望的な感情を持つようになりました。
しかし、絶望的な気持ちは次第に前向きな気持ちに変われました。その子育てへの考え方を伝えれたらと思い、こちらではその変化を書きました。
絶望までの流れ
出産したその瞬間、涙が出るほどうれしかった記憶があります。「やっと目の前に赤ちゃんがきてくれたー」と。
生まれたての頃はそれこそ目の中に入れても痛くないというほど可愛かったです。
0歳の赤ちゃんの時はほぼ毎日が寝不足状態で、体力的には疲れていましたが、子供の顔を見れば何のその、頑張れました。
1歳ごろになり、お喋りも少しずつし始めて、意思疎通も出来始め、多少イライラもすることもありましたが何とか育児に対し頑張れた記憶があります。
2歳、この時期が自分にとって最悪の事態でした。
この頃はちょうどイヤイヤ期が始まり、何に対しても「イヤ」、「自分がやる」、思い通りにならないと泣き叫ぶ、言うことを聞かない、親の思い通りに全く進まない毎日でした。
これが毎日のことで、それに付け加え主人との意見の違いなどでストレスがたまり、それが爆発してしまい、子供に当たり始めてしまい、自己嫌悪になり、子育てへの絶望感が生まれました。
絶望感とは・・・
絶望感、具体的に言いますと、子育てに対し自信も無くしてしまい、子供の面倒も見る気にもなれず、それがまた自分を責めてしまうと言ったものでした。
周りのお母さんたちを見ると余計に自分だけが出来てない感じになってしまい、外出するのも億劫になってしまいました。
しかし、悲しいことにこの感情は子供にまでうつってしまうもので、余計に事態を悪化させるものになっていきました。
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