小学生でもスマートフォンを持っている子がいる時代です。現にわが家の娘2年生のよく家にも遊びにくる5~6人のお友達のうちの2人は持っていました。でも数人は持っています。さすがに小学生では持っている子の方が少ないですが、中学生くらいの子供のいる家庭ではいつからスマートフォンを持たせようかと具体的に考えるようになりますね。今どきの中学生は遠方の学校に通ったり塾や習い事で夜遅く帰宅するなど、保護者としてもスマートフォンを持たせておきたい環境が多いですね。今どきの中学生のスマートフォンの所持率はどのくらいでしょうか?
中学生は50%、高校生になるとほとんどが所持
内閣府の「青少年のインターネット利用環境実態調査」が発表され、その中に中学生のスマートフォンの所持率が50%を超えたとの情報がありました(2017年発表による)。50%というと二人に一人は持っている換算です。高校生になるとほとんどが持っているようです。確かに高校生くらいだと学校も遠いし塾やクラブ活動など帰宅が遅くなったり休日も遠方へ出かけることも増えるし、持たせても良いかなとは思います。最近は公衆電話が少なくなっているので持っている方が便利かもしれません。特に女の子は物騒な事件も多いのでメールなどですぐに連絡が付くのは保護者としても安心です。それに、これだけ普及して持っている子が増えてくると、持っていないことで仲間はずれにされるリスクがありそうです。そんなことで仲間はずれにするような人はお友達なんてならなくていいや、と大人なら思えますが、学校という狭い世界で生きている子供たちにはなかなか辛いところです。
使用に制限をつけておきましょう
ネットやSNSを利用したりしていると、大人でもあっという間に時間が過ぎてしまった経験がありませんか?子供もお友達とメールやLINEでお喋りをしたりと楽しい時間を過ごすことになり、またお友達が相手でなかなかLINEがやめられないなどスマホ依存のようになっても困ります。特にお友達とのメールLINEのやり取りは何時までで終わるなど、最初にきちんと利用する時間やルールを決めて話し合うことは大切です。また、アプリなどでフィルタリングすることで有害なサイトにアクセスできないようにしたり、アプリのインストールや課金の制限を付けるなど、スマートフォンを子供に持たせる前に、保護者ができることがたくさんありますので、設定しておきましょう。携帯ショップによってはそういう方法を詳しく説明してくれる店員さんもいますので、聞いてみるのも一つの手です。
まとめ
スマートフォンの機種によっても使い方や制限のかけかたなど違ってきます。できれば同じメーカーや同じ機種を持つことで、保護者もいつでも確認ができるように勉強しましょう。本人にまかせて自主的にやってくれるのが一番ですが、子供を守ることも必要です。せっかくの便利なものを有効に使っていきたいですね。