自分が子どもに習い事をさせたいと思っても,また,子どもが自分から習い事をしたいと言っても,どの習い事をするか決めるまでに悩んでしまうことありますよね。
そこで最新の習い事ランキングを参考にあなたのお子さまにぴったりの習い事について考えてみませんか?
今実際にしている習い事と,これからさせたいと思う習い事について,リクルートマーケティングパートナーズが2017年10月に発表したランキングを基に今,注目の習い事を紹介します。
実際に子どもがしている習い事
リクルートマーケティングパートナーズが発表したこのランキングは,2017年9月に行われたインターネットによる調査結果に基づき作成されたものです。
未就学児
- 1位 水泳
- 2位 英語・英会話
- 3位 体操
- 4位 ピアノ
- 5位 リトミック
小学校低学年
- 1位 水泳
- 2位 英語・英会話
- 3位 体操
- 4位 ピアノ
- 5位 体操/学習塾・幼児教室
小学校高学年
- 1位 水泳
- 2位 英語・英会話
- 3位 ピアノ
- 4位 書道
- 5位 学習塾・幼児教室
全体
- 1位 水泳
- 2位 英語・英会話
- 3位 ピアノ
- 4位 書道
- 5位 学習塾・幼児教室
- 6位 体操
- 7位 サッカー
- 8位 そろばん
- 9位 その他スポーツ
- 10位 ダンス
- 10位 空手
- 12位 リトミック
- 13位 バレエ
- 14位 テニス
- 15位 絵画
年齢を問わず,今している習い事として人気が高いものはズバリ水泳と英語・英会話です。
まず,水泳といえばぜんそくに負けない体を作る,体全体を使うことで発達を促すなど,体力の強化が魅力の1つですが,最近では,学校にプールがない,プールの授業時間数が少ないなどの理由で習う子もいるようです。
次に,英語・英会話を習う子が多い背景としては,小学校における英語科目の導入,大学入試制度改革,英語を公用語とする企業の増加などが大きく影響していると考えられます。
また,習い始めた理由として海外経験や身近な外国人の存在をあげる人もいますが,このことからも英語というものがますます身近な存在になってきていることがわかり,習い事として注目されるということにも納得ができます。
そして,3位以下の習い事について見てみると,年齢が上がるにつれて次のような変化が見られます。
- リトミックからピアノなどの音楽系の習い事へ
- 体操からスポーツの各種目へ多様化
- 学習系の習い事の増加
年齢に応じて別の習い事をしているようにも見えますが,小さい頃にしていた習い事をきっかけに年齢に応じた習い事へと変化しているようにも見ることができます。
つまり習い事において,子どもの興味関心というのは移り変わっているように見えても実は無意識につながっていて,小さい頃の習い事がその後に影響していると言えるのかもしれません。
これから子どもにさせたい習い事
- 1位 英語・英会話
- 2位 水泳
- 3位 書道
- 4位 学習塾・幼児教室
- 5位 そろばん
- 6位 ピアノ
- 7位 ダンス
- 8位 体操
- 9位 空手
- 10位 サッカー
- 11位 パソコン関連
- 12位 バレエ
- 12位 野球
- 14位 実験教室
- 15位 剣道
今している習い事と同様に,英語・英会話や水泳がトップです。これは習っている,習っていないに関わらずとにかく注目度の高い習い事であるということが言えます。
そして,このランキングで注目すべきなのがパソコン関連や実験教室です。パソコン関連については小学校の授業に導入されることが決まっていますし,実験教室についてはメディアなどを通じ,実験に対する興味を持つ機会が増えてきています。そのため今後順位が上がってくることも予想されています。
まとめ
私が子どものころに比べるとなんと習い事の種類が増えていることかと改めて驚かされます。次代に合わせて,社会環境に合わせて,習い事も変化していきます。
習い事は,実際にする子どもの興味関心や特技などから選んであげたいのはもちろんですが,子どもたちがこれから生きていく将来の社会環境を想像し,そこで子どもたちに何を求められ子どもたちに何が必要とされるのかということも視野に習い事を選びたいと思うのも親心ですよね。
そんな我が子を思うあなたがきっと納得できる習い事が見つかりますように。