子どもの習い事について考えたことはありませんか?
子どもの可能性を広げてあげたい,子どもの特技を伸ばしてあげたい,または将来子どもが困らないように・・・習い事を考えるきっかけや実際に選ぶ習い事も家庭ごと,子どもごとに異なります。
でも習い事の始め時というのは家庭や子どもに関わらずだいたい共通しているのではないでしょうか?
そこで子どもの習い事を始めるタイミングについて調べてみました。
習い事は3歳から?
有名なスポーツ選手などのインタビュー記事で「3歳からこのスポーツを始めました。」といったことが書いてあるのを何度か見たことがあります。やっぱり小さなころからやっていると違うのね,と,すっかり影響を受けてしまった私は早速,我が子を3歳から習い事に通わせたことがあります。
私が読んだ記事のスポーツ選手や我が子の場合もそうですが,子どもに習い事をさせたことがある母親を対象とした調査でも,3歳から習い事を始めたという人が一番多いという結果が出ているようです。
また,子どもの発達段階から見てもどうやら3歳という時期は習い事を始めるのに適している時期でもあるようです。それは,3歳というのは教えたことを習得しやすい時期でもあり,ある程度のことが一人でできるようになる時期でもあるからです。
例えば,会話をすることができるようになったり,歩き方に安定感が出ることに伴いその他の運動能力も発達したり,指先をうまく使って細かい作業ができるようになったり,このような子どもの発達状況から親は子どもに習い事をさせても大丈夫と思うようになり,習い事の教室の方ではその子どもを受け入れても大丈夫と思うようになるというわけなのです。
≪年齢別≫この年齢で始めるのなら,この習い事!
3歳が習い事を始めるのにちょうどよさそう,ということはわかりましたが,すべての習い事についてそれが当てはまるというわけではありません。
そこで年齢別でこの時期に始めるとちょうど良いと言われている習い事について見ていきたいと思います。
0歳から始める習い事
0歳はまだまだ赤ちゃんで何かができるようには見えません。しかし,0歳は耳の能力が優れているため,リトミックや英会話などの習い事を始めるのにぴったりの時期なのです。
ただこの時期はまだ予防接種も終わっていないため,いきなり集団の中に飛び込むのには勇気がいりそうです。通信制や少人数制などの教室を選ぶことをオススメします。
1,2歳から始める習い事
まだまだいろんなことが一人ではできない時期ですが,習い事の中には1,2歳を対象として親も一緒に参加できる教室が用意されていることがあります。リトミックや水泳,体操など,子どもと一緒に参加することでちょうど良い子育ての気分転換にもなります。
ただこの時期は魔のイヤイヤ期突入の時期でもあります。子どもをその気にさせることが難しくなることもありますが,この時期の習い事を子どもと一緒に楽しむ時間にできたらいいですね。
3,4歳から始める習い事
習い事を始めるのにちょうど良いとされているこの時期。指先の器用さを生かしてピアノなどの楽器を始めたり,右と左がわかるようになったり,集団生活が送れるようになったりすると,体操やバレエなどのような実技指導があるような習い事もできるようになったりします。
ただこの時期は,幼稚園などにも通い始めることで子どもの体力が消耗されたり風邪をひきやすくなったりします。子どもの体力や体調に気を配りながら,無理のない範囲で習い事に取り組めるようにしてあげましょう。
5,6歳から始める習い事
小学校へ向けて,という気分が高まりつつあるこの時期。書道や公文式など小学校の勉強に向けた習い事を始めても良いかもしれません。
ただこの時期は,子どもにも自分のしたいことがはっきりと出てくるようになるため,親がさせたい習い事と子どもがしたい習い事が合致せず,お互いのストレスになってしまうこともあります。
親の意見だけ決めるのではなく,子どもと一緒に話し合って決めることが大切です。
まとめ
一般的に,習い事を始める時期は3歳が多いとされています。けれど,年齢別にみるとその年齢に応じてさまざまな習い事があります。また子どもの発達には個人差もあります。いつから何を習い始めるのか,子どもの発達段階や特技,興味関心を中心に検討していきたいですね。
あなたの子どもにちょうど良い習い事を始めるタイミングが見つかりますように。