中学生の宿題は親は手伝うべきか?

子供の宿題って手伝っていますか?毎日のプリントなどの課題はさすがに自分でしてると思いますが、例えば夏休みなどの大きな絵や工作の宿題はどうしていますか?今回は、中学生の宿題に対して親はどこまでかかわるのが良いのかについてです。

工作や絵を手伝って提出したら評価があがる?

中学生くらいになると、ほとんどの子が塾に通ったり受験勉強に力を入れるようになります。受験勉強に関係のない教科の宿題がおろそかになってしまいがちです。そうなるとその教科の評価が下がるのも気になるところです。夏休みの工作や大きな絵など時間のかかる課題を仕上げるまでの時間があれば、その時間に受験勉強をさせたいから自分がするという親も少なからずいるようです。親が作った絵や工作品を提出して評価が上がるものなのでしょうか?
小学生の子供の参観日に行ったときに、クラスの後ろに夏休みに作ったであろう工作品が置かれていたことがありました。一年生なので牛乳パックや空き箱や紙粘土を使って色を塗ったり紙を貼ったりした貯金箱などがほとんどでした。その中にいくつか、明らかに大人の手がほとんどだろうと思う完成度の高いものもありました。もちろん工作や絵が上手な子はいますので必ずしも親が作ったとは言い切れませんし、アイデアやアドバイスをしたり一人では難しい部分を手伝ったりするくらいなら良いと思います。そういう時は全部自分でやったという風にするのではなく、ここを手伝ってもらった、この方法のアドバイスをもらったことなどはちゃんと言っていいと思います。子供に嘘をつかすことになりますからね。

将来の子供のためになるのか?

少し前にテレビなどで話題になっていましたが、最近は宿題代行サービスという会社もあるようです。子供の代わりに子供がやった風に仕上げてくれるのだそうで、塾や受験勉強に専念させるために親が利用するのだそうです。そこまでいくと学校の宿題って何なんだろうって思いますね。展示している作品を他の保護者が見ても大抵のものは大人が関わってるなとわかるくらいなので、さすがに先生方も大人の手が入っているだろうなんてことはわかっているでしょうが、代行サービスとなるとお手上げです。そういった作品が賞を取って子供は嬉しいものなのでしょうか?きちんと自分でしている子よりも親が作ったり代行サービスを利用する子の方が評価が高くなるなんてことがあると、何だかやってられないですね。そうやって、便利で簡単なことを覚えて嫌なことはしないまま大人になるのが、本当に子供のためになるのでしょうか。よく考えてみたいものです。

最後に

子供が小学校にあがって驚いたことの一つに、毎日何かしら宿題を持って帰ってくること、そしてその宿題にいくらか親の手が必要なことの多さでした。計算するスピードをはかったり本読みを聴いたり○つけをしたり。共働きのご家庭も多くいので親の負担は大変なのではないでしょうか。低学年の子供は毎日勉強をするという習慣づけの意味もあると思うので必要だと思います。高学年になるにしたがって、自分でできるようになってくれればと思います。自分でやり切ったという達成感を感じることが大切だと思うので、宿題を手伝うのはアドバイス程度に留めておこうと思いました。

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7歳の女の子のママです。出産を機に退職し、今は専業主婦をしています。 一人っ子なので全てが初体験の子育てに日々奮闘中。娘と一緒にいろいろな体験をしていこうと思っています。