お年玉の金額について、親戚間のトラブルを回避するために

お正月などの大きなイベントになると、子供達は両親の実家に帰省したり、または家に親戚が集まったりすることで、自分の身内には親やおじいちゃん、おばあちゃんの他に、たくさんの親戚が存在することを知る機会になります。
その中でも、1年の始まりの日に親戚で集まり、お正月をお祝いすることは、今も多くの家庭で行っていることですね。
さて、お正月の子供にとっての最大のイベントは、集まった親戚間で頂く「お年玉」でしょう。
実はこのお年玉について、親戚間でトラブルが生じることもあります。
ものがお金なだけに、少々厄介ですね。
さて、このお年玉トラブル、回避解決の道を探ってみましょう。

お年玉相場は親戚間で決める

一口にお年玉相場なんて言っても、その地域や家庭によって違います。考え方も様々で、そもそもお年玉自体がない家だってあります。
集まった親戚がみんな同じ地域に住んでいるわけでもありませんし、子供の年齢だって様々、お年玉について当然同じ考えでもありません。
トラブルを回避するためには、親戚同士でお互いが納得して子供に渡すことが一番大事ということになります。
子供の年齢によって金額を決めたり、渡す年齢の下限上限を決めておけば、トラブルは少なからず避けることはできるのではないでしょうか。

子供がいない、またはこれからの人にも配慮する

子供がいない人達への配慮もまた必要かも知れません。
ただ、ここで言う子供のいない人とは、家庭を持っていて子供がいない人達のことです。
まだ家庭のない若い人は、年下の子にお年玉をあげることが、社会人としてのスティタスと捉えてもらえればいいと思います。
家庭があっても子供がいないために、お年玉を出してばかりというのも、お年玉をもらう側も気を遣いますから、帰り際にお土産などを渡すという方法もあります。

その家系の長老に実権を握ってもらうと楽

お年玉相場を決めることが少々難航した時は、その家の長老に登場してもらえれば楽です。
親戚間でも、あの人がこう言った、この人がこう決めた、なんて後々のトラブルも、家長であるおじいちゃんやおばあちゃんに決定権を譲っておけば、そうそう文句も出辛いものです。
親戚間のトラブルの防波堤には、少なくともその家系の中で実権を持った人がなってくれたほうが、納得もしやすくトラブルも長引きません。

親戚間の交流は深めておくに越したことはない

お年玉のトラブルは金銭が絡むので、時に根深いものになってしまうこともありますが、お年玉トラブルに限らず、親戚間のトラブルは、日頃の親戚付き合いによっても変わります。相手を知っておくことは、苦手な親戚であってもトラブル回避の策は事前に考えることができますし、何かの時は助けてくれることだってあります。
普段離れた親戚も、たまに集まる行事の時くらいは、しっかり交流を深めておくとよいでしょう。

ABOUTこの記事をかいた人

1964年生まれ。 「辛い時期もいずれ過去になる。」なんて台詞が解る年頃になりました。 これまでの経験を生かし、少しでも興味を持ってもらえるような記事を書きたいと思います。