原因不明の夜泣き!明けない夜泣き時代はないけれど

容赦ないタイミングで始まる

子育ては常に親の意のままにはゆめゆめ進まぬものです。
その一つに容赦ない睡眠妨害である「夜泣き」という恐怖の試練があります。

母親が元気な時、時間がある時の夜泣きは大歓迎です。
昼間子供と一緒に寝ればいいのですから。いくらでも補足が可能だし子供が夜泣きをする生き物だということは頭で理解しているし、子供の習性のひとつだからと諦められます。

しかし、今日はやめてほしいなぁ…と願った時に限って手の付けようが無い程のギャン泣きが起きるものです。

私の場合は、生後8カ月から保育園に預けて仕事復帰を予定していました。
慣らし保育で保育園へ通うことも問題なく、機嫌も悪くない、子供はだいぶまとめて寝てくれるようになってきて、夜泣きも少なく、22時には一緒に布団に入るようにして、夜泣きがあっても睡眠時間を確保できるように準備万端でした。

しかし、いよいよ本格的に仕事復帰になり気合を入れていたこの頃から、それまで、「ふええええ」と泣き始めていた夜泣きが「ぎやああああ」に変わるようになりました。
ミルクをあげてもダメ。あやしてもダメ。何をしてもダメ。
まだ若かったので少々の寝不足でも日中の生活に左程影響はありませんが、続くと疲労は蓄積するようになり、寝込んでしまったことがありました。

完全に寝不足です。

明日は重要な仕事をすることになっているという日や、ハードなスケジュールが予定されている日に限って激しく泣き出し全く寝てくれないのです。
なんの恨みがあるんだと何度も思いました。
どうでもいい日や休みの日にはぐっすり寝てくれるのもストレスの貯まる原因でした。

夜泣きの原因なんて…!

夜泣きの原因なんてあるのでしょうか?いつもと同じ環境、いつもと同じミルクの量、いつもと同じ生活。それでいても、夜泣きは突然来ます。
例えば、その日なにか変わった環境だったりすれば――外泊したり、ベッドが違ったり、遠方へお出かけをしたり――納得も出来るのですが、いつもと何も違わないのにどうして泣くの!?という、原因がわからないというが一番お母さんにとって辛いことだと思います。

育児書などを読まれた方もあると思いますが、様々な原因が書かれています。その原因って別に特別「夜泣きの原因」というよりは、赤ちゃんが泣く場合の原因であって、だから夜泣きするというのには当てはまらないのではないかと思ってしまって、育児書を投げ出したこともあります。

どうして泣くの?どうか理由を教えてください!なんでもしますからー!って何度も言いました。
夜寝てくれないのは非常にきついのです。
母親にも休養の時間は必要なのですから。
育児書に書いてあるように、昼間存分に遊ばせたとしてもギャン泣きするのですから。昼間存分に遊ばすのに母親もかなりの疲労を強いられます。
それでも夜寝てくれない、母親の眠る時間が削られるというまさに地獄の負の連鎖です。

極端な生活をしていない限り――昼間6時間以上連続して眠らせるとか、全く外に出ない生活を続けるとか――普通の朝起きてお昼寝を数時間して夜眠る生活をしていれば問題ないと思います。
無理して昼間お互いが疲れきるまで遊ぶ必要はないと思います。

あきらめること


何をしても泣き止まない時、私はあきらめることから始めました。

夜泣きが始まった!おしめチェック!ミルクチェック!なにをしてもベッドに横たえるとギャン泣きされる時、今夜は泣きたい日なんだなと、オーケーいいでしょう、朝まで付き合いますよと。
本格的に、自分も起きていれるように温かいお茶やホットレモンや好みの自分用の飲み物を用意します。

そして、朝まで起きている覚悟を決めます。

ABOUTこの記事をかいた人

一姫二太郎の2人の子供を育てているシングルマザーです。 育児と趣味も満喫したい能天気ライフを送っています。 失敗したり、たまにメソメソしてしまうこともあるけど、人生万事塞翁が馬のを座右の銘として元気に人生奮闘中です。