年賀状はどうする?気になるPTA役員同士の付き合い

PTA役員を引き受けると会議や行事などの活動だけでも大変なのですが、同じ役員さんとの人間関係や付き合い方なども気をつかうものですよね。
私も一度PTA役員をしたことがあるのですが、私自身ママ友が多い方ではなく、PTAのような付き合いが苦手なので、他の役員さんとの人間関係に関しては悩むことも多くありました。その中の一つに「他のPTA役員さんへ年賀状を出すかどうか」ということがありましたので、今回はその時のことを振り返って書いてみたいと思います。

年賀状、どうする?!

上の息子が幼稚園だったとき、生まれて初めてPTA役員というものを経験しました。他の役員さんはPTAや幼稚園事情に詳しい人が多くなかなか馴染めず辛かった上、役員会の後はお決まりのように井戸端会議が始まったりお茶やランチに行く話がでたりと、暗黙のルールのように本来の活動以外のことが行われるので戸惑うことも多くありました。本当は参加したくなかったのですが、はっきりと断る勇気がなかったのと、知り合いの少ない中で孤立したら余計にやりにくくなるだろうと考え、適度に周りに合わせていました。
そんな中、年間を通して最大の行事であるバザーも秋に無事終わり、これでPTAの仕事もほぼ終わったと安心していたところに、「年賀状」という新たな悩みが出てきました。というのも、他の役員さんたちが年賀状について話しているのが聞こえてきたからです。慣例的に年賀状を出すことになっているのなら出すべきなのか、でもそこまで親しい仲でもないのに住所を聞いて年賀状を出す必要があるのだろうか…しばらく悩みました。

メールで新年の挨拶を

考えた末、役員連絡用で配られていたメールアドレスを見て関連の役員さんへ新年の挨拶メールを送ることにしました。何もしないのはよくないと思ったのと、かと言って年賀状を送るほどではないと考えたからです。役員だけの付き合いの人に住所を聞くことにも抵抗がありました。結局、年賀状を実際に出した人はごくわずかのようでした。たったこれだけのことでしたが、メールのやり取りを終えて、悩みが一つ解決してほっとしました。
当時はメールでのやり取りが主でしたが、今だとLINEになるのかもしれません。新年の挨拶自体も別に必要なものではない気もします。いずれにしても、年賀状は本当に親しい人に送るだけでいいのではないかと思いました。

割り切った付き合いを

私がこのようなことを言っても説得力がないかもしれませんが、年賀状に限らず、PTA役員同士の人間関係はほどよい距離感で、割り切って付き合うのが理想だと思います。PTAを引き受けた一年間はいろいろと気を遣うことが多くなりますが、やるべき仕事さえきちんとやっていれば、批判されることはありません。人間関係については、本来のPTAの意味を思い出しながら、無理のない範囲でお付き合いされるのがよいと思います。がんばってくださいね!

ABOUTこの記事をかいた人

小学3年生と幼稚園年少の二人の男の子を育てているアラフォー主婦。ドタバタと目の前で繰り広げられる兄弟喧嘩にため息をつきながらも、子どもたちの元気な成長に感謝しながら過ごす毎日。