子育てママを傷つける「愛情不足」という言葉

もちろん先生は専門的な知識をお持ちですし、経験上子どものちょっとした様子から親が気づかない問題に気づかれることもあると思います。ですが、母親に直接「愛情不足」と指摘するのは少し配慮に欠けているように思えます。実際、私の友人は子どもの母親としての自分を否定されたようで、その後ショックから当分の間立ち直れなかったと言っていました。自分で「子どもへの愛情足りているかな?」と勝手に悩むのと、人から指摘されるのでは全然違いますよね。自分ももし同じことを言われたら相当ショックを受けたと思います。
先生がもし子どもの様子を見て何かおかしいと気づかれる部分があるのなら、そこを具体的に教えてもらえるとか、一緒に解決方法を考えてもらえるとありがたいですよね。また、私の友人のように、子どものことで悩んで相談を持ち掛けている時にはもう少しママに寄り添ってほしいと思いますし、無責任な言葉で傷つけることはやめてほしいです。

悩むのは愛情がある証拠! 

友人の話を聞いて私も心を痛めていましたが、「絶対に愛情不足なんてことはないよ!」と友人を励ましました。私はただの主婦で、専門家ではありませんが、いろいろな悩みを抱えながらも一生懸命子育てをしているママが愛情不足なはずはないと思ったからです。子どもへの愛情があるからこそ、もっとよくしたいと願って悩むのではないでしょうか。
育児の方法など、うまくやれていないことがあるかもしれませんが、愛情はあるはずだと思います。

もし私の友人と同じように、愛情不足を指摘されて傷ついている人がいらっしゃったら、どうか自信を持っていただきたいなと思います。

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小学3年生と幼稚園年少の二人の男の子を育てているアラフォー主婦。ドタバタと目の前で繰り広げられる兄弟喧嘩にため息をつきながらも、子どもたちの元気な成長に感謝しながら過ごす毎日。