ここが大変!一人目と二人目の育児の違い

私は3歳と1歳の2歳差の兄弟を育てています。1人目が生まれ1歳ぐらいになると手はかかりますが「可愛いなあ、もう1人欲しいなあ」と思うようになりました。もともと兄弟間での年の差をあけたくなかったので2歳差ぐらいがちょうどいいかなあと思っていました。そして結局2歳差で弟が生まれることになったのですが…想像以上に大変でした。ここでは1人目と二人目育児の違いや大変さ、こうすると良いポイントなど私の体験談も踏まえお伝えできればと思っています。

1人目との違い

1人目はお母さん自身も子育てが何もかも初めてです。周りと比較してしまったり、一生懸命になりすぎて余裕がなくなることも多いと思います。その点、2人目はいい意味で適当になれます。ある程度子育てがどういったものかわかっているからです。また1人目を通してできたママ友がいたり、子育てに関する情報も入ってきやすいと思うからです。しかし大変な面は思った以上に多いかもしれません。私は2歳差の子育てをしています。上の子は2歳半頃までは保育園に通っていたので保育園に頼り切ってしまっていたことが多いと思います。それでも夫がいない時は大変でした。幸い長男はパパっ子なので出産時の入院中も「ママ~」と泣かれたことはなく(それはそれで寂しい)、家に帰ってからも夫が長男をよく相手をしていてくれたので助かりました。今では次男も1歳になり、ケンカをすることも多いですが2人で一緒に遊ぶことも出来るようになりました。そのおかげでわずかですが、日中1人で過ごす時間も増えました。でもこのわずかな時間がお母さんにとってはとっても大切だったりしますよね。少し増えた自分の時間でゆっくり温かいコーヒーを飲むことが出来るようになりました。

毎日の生活で大変なこと

では二人育児となると具体的にどういったことが大変になるのでしょうか。その兄弟間の年齢差にもよりますが、年齢差が短ければ短いほど育児で苦戦することがおおいのではないかと思います。私の場合は2歳差なので、上の子がちょうどイヤイヤ期真っ盛りの時に出産となりました。よく「下の子が生まれたら上の子を優先するように」と育児雑誌などで目にしますが、私もそれを出来るだけ守るようにしました。食事やお風呂、寝かしつけなど上の子のペースに合わせてするように心がけました。少々下の子が泣いていてもしばらくはほっといて上の子に付き合ったり、食事やお風呂、着替えや遊びはほとんど上の子からまずしていました。時には一緒に遊べるように絵本を読んでみたり、近くの幼稚園や保育園などの園庭開放に遊びに行ってみたりしました。寝る時間は下の子が授乳期間中はまだあまり睡眠リズムも確定していませんし、上の子を先に寝かしつけるようにしました。もちろん下の子にも泣かれる時もありましたが、私を真ん中にして両隣に子供たちを寝かせ交互に対応していたのを覚えています。眠たくなると上の子のぐずりも激しいので、大体20時前には布団に入るように1日のペースを作っていました。夜中に起きてしまったときは、私は下の子の授乳があるので上の子は基本的に夫に任せ、寝かしつけをしてもらっていました。

毎日をできるだけスムーズにするコツは?

「上の子を1番に」と言ってもたくさん我慢させたこともあると思います。私1人で2人を連れて外出するときはベビーカーか抱っこひもを使うことが多いので、「抱っこしてほしい」とお兄ちゃんに言われても「ごめんね、できないよ」と断ることがほとんどでした。きちんと説明すればそこまでグズることもなかったのですが、きっと本人の心の中ではたくさん我慢したことだと思います。そのやり取りを何度か繰り替えすうちに、「僕は歩かないといけない」とわかったようで抱っこをねだられることはなくなりました。そのため、子供たちがしんどくなってぐずったりしないように買い物は出来る限り短時間で済ませ、我慢させた分家でしっかりお兄ちゃんと触れ合いました。その子その子で性格が違うので一概にこれをしたらいい!とは言い切れないのですが、「上の子としっかり触れ合うこと」、「上の子とお母さんの2人の時間を作ること」がポイントだと思います。普段はもちろん2人きりの時間は持ちにくいと思いますが、お父さんがお休みの日には下の子を任せてお兄ちゃんとデートしたり、下の子がねんねしている時に上の子としっかり遊んでみたり…そういったちょっとした時間が大切なのではないかなと思います。そうすることで上の子も「お母さんが自分のことをしっかり見ていてくれている」という安心感が生まれ、聞き分けが良くなってくれたり下の子にも優しく接してくれるようになると思います。

これは避けたい上の子との関わり方

「上の子を優先」とは言ってもそうもできない時もたくさんありますし、上の子を我慢させることもたくさんあります。子供は大人をよく見ているので、私たちが気づかないところで我慢させてしまっているところもあると思います。そんな時、我が家では絶対使わないようにしていた言葉があります。それは「〇〇君お兄ちゃんでしょ!」とか「もうお兄ちゃんなんだから!」と言ったことは言わないようにしていました。もちろん、これも育児書や周りのお母さんの言葉を参考にしてのことだったのですが確かに上の子からしてみれば、「勝手に生まれてきた弟に今までは自分にあったはずの注目を持っていかれ、勝手にお兄ちゃんになり我慢することがたくさん増えてしまった」といったことを感じたこともあるのではないかと思います。なのでそのようなセリフは決して使わず上の子を関りを持つようにしました。これがいいのか悪いのかはわかりませんが、どんな形であれ上の子の気持ちを尊重するように関りを持つことが大切なのではないかと思います。そして先ほどにも述べましたが、上のことお母さんがしっかり触れ合う時間を持つことが必要だと思います。必然的に下の子が生まれると、上の子と過ごしていた時間は減ってしまうので、お兄ちゃんやお姉ちゃんは多少なりとも寂しさを感じるのではないかと思うのです。下の子がある程度大きくなれば3人で遊べることも増えてきます。下の子に少し可哀そうな思いをさせてしまうかもしれませんが、それまでは上の子との時間を持つように心がけ大切にしてほしいと思います。

ABOUTこの記事をかいた人

3歳と1歳の兄弟を育てる専業主婦です。 穏やかで笑顔あふれるお母さんを目指しています。男の子なので元気で活発!! 怒ってしまうこともしょっちゅうですが、「大好きだよ」と抱きしめることはいつも忘れないようにしています。