赤ちゃんのしつけについて考えたことがありますか?
赤ちゃんが産まれたばかりの家庭では目の前の赤ちゃんのお世話に追われてしつけについて考える余裕はないでしょうし、しつけをするにはまだ早いのではないか?と思う人も多いかと思います。
しかし、実は赤ちゃんの時期はしつけにおいて重要な時期だと言われているのです。
そこで今回はしつけの本当の意味と赤ちゃんの時期にすべきことについてお伝えします。
これから子育てをする人に参考にしてもらえたら嬉しいです。
そもそも「しつけ」とは…?
「しつけ」と聞くと、「着がえ」「食事」「トイレトレーニング」といった生活習慣を身につけさせることを一番に思いつく人が多いと思います。
もちろん、これらも大切なしつけですが、もっと広い意味では「子供が社会に出て適応できるように、ルールやマナー・人とのかかわり方などを教えていくこと」です。
そう考えると、しつけの重要性がよく分かって頂けると思います。
そして、そのしつけを行うための土台は、赤ちゃんの頃から作られるものなのです。
それでは、赤ちゃんの時期には何をすべきなのか、これから見ていきましょう。
しつけの土台は赤ちゃんへの愛情から育まれる!
赤ちゃんのお世話ばかりでしつけのことまで考えていられない…というママさん、ご安心ください。この時期に大切なのはママ・パパが愛情をかけて赤ちゃんのお世話をしてあげることだからです。
赤ちゃんが泣くと、抱っこしてあやしてあげたり、おむつを替えたり、または授乳をしたりしますよね。このようなお世話を繰り返す中で、赤ちゃんとママ・パパとの間に信頼関係が生まれてきます。赤ちゃんも「この人は自分を守ってくれる人だ」と学習するそうですよ!
そうやって愛情を注がれた赤ちゃんは「基本的信頼感」を持つようになるそうです。これがその後始まる本格的なしつけのための「土台」となるのです。
基本的信頼感としつけの関係は?
「基本的信頼感」とは、自分が他者から愛され、大切にされているという感覚のことを指します。
ママ・パパの愛情を受けて赤ちゃんが基本的信頼感をもてるようになると、後に本格的なしつけをするときに子供が親の言うことを素直に受け入れてくれるようになります。
反対に、基本的信頼感がないまましつけだけをしようとしても子供には伝わらず、しつけは成功しません。
しつけを行う上での大前提は子供に基本的信頼感が育っていることだと言えます。
まとめ
赤ちゃんの時期にすべきことは特別なことではなく、愛情をたくさんかけて育ててあげることだということをお伝えしました。
これが後のしつけにつながりますので、この時期に焦って生活習慣等のしつけをしようとせずに、赤ちゃんのお世話に専念してあげてほしいと思います。
お世話が大変な時は周りに助けてもらいながら、笑顔で赤ちゃんとの生活を楽しんでくださいね!