みなさんは、子育てをするなら都会と田舎のどちらがいいか、と考えたことはありますか。
または、今住んでいるところが子育てに理想的な場所なのだろうか…?と悩んだことはないでしょうか。
今回は都会と田舎で子育てをするメリットとデメリットをそれぞれ考えてみたいと思います。
都会で子育てするメリット・デメリットは?
都会で子育てをする最大のメリットは、利便性と選択肢の多さではないでしょうか。
児童館や図書館・水族館や遊園地など子ども連れで利用する施設や、夜遅くまで営業しているスーパーやコンビニ、小児科・夜間外来などの医療機関も近くにあります。
また、小学校も徒歩で通える範囲にある他、私立の学校も多く、教育に関しても選択の幅が広がります。公共交通機関が充実しているので自宅から距離のある学校へも通学可能です。
習い事も様々な種類から選ぶことができるし、子どもに合う先生を探すことも可能です。
子どもの教育に困らないという点は子育てファミリーにとって魅力的なのではないでしょうか。
一方、都会での子育てのデメリットは、生活費や教育費が地方と比較して高くつくことや、保育園の待機児童問題があります。また、住居が田舎と比べると狭いことや、周りに自然の環境が少なく、自然の中でのびのびと子育てをするのは難しいと言えます。
田舎で子育てするメリット・デメリット
田舎で子育てをするメリットは、生活費や住居費が安く、空気の良い自然豊かな環境で子どもを育てることができる点です。都会では小さな部屋しか借りられないほどの家賃で、田舎では家族がゆったり暮らせる家が借りられることもあります。
また、都会では少なくなってきた近所の住民との交流も多く、お隣さんから野菜などをいただくことや、地域の行事に参加する機会もあります。このような人とのふれあいを通して、子どもが礼儀や伝統を学ぶこともできます。
デメリットとしては、近くに子育てに関連の施設がないことや、学校や習い事に関しても選択肢が都会のように多くはありません。病院も遠く、急な病気などですぐに病院で診てもらいたいという時にもある程度時間がかかってしまいます。
まとめ
都会と田舎での子育て、それぞれにメリット・デメリットがあるので一概にどちらがよいと結論付けることはできません。また、子育てに何を重視するかによって、どのように子どもを育てていきたいかによって、理想とする子育て場所が変わってきます。これから子育ての場所を考える人はご夫婦でじっくり話し合って検討してみてくださいね。
もし今住んでいる場所が自分たちにとって子育ての理想の場所でない場合でも、休日を利用するなどして子どもに普段できないことを体験させたり、違う景色を見せてあげたりすることはできます。
住む場所に関わらず、子どもにできるだけ多くの物を見せて、子どもの視野を広げてあげることを考えていきたいですね。