子育て中は引きこもりになりやすい?!引きこもり育児の原因と解消法

ほぼ一日中、外出せず家の中に引きこもって子育てをしている「引きこもり育児」。
ある調査によると、0~2歳の子どもを育てている母親の約5%が、「平日は子どもとまったく出かけない」というデータがあるそうです。同じような状況の方も多くいるのではないでしょうか。そして、子どもをほとんど外に連れて出ていない自分はダメな母親だ…と自分を責めている人もいるのではないかと思います。
今回は、引きこもりになる原因や解消法についてご紹介していきます。

引きこもりになる理由

引きこもりになってしまう主な原因としては、育児に疲れて何もやる気が起きないということがあります。小さな子どもを連れて出かけるとなると荷物の準備だけでも大変、家を出てから帰るまでにかなりのエネルギーを要するのに、自分が疲れている場合は子ども連れで外に出る気力など全く湧いてきませんよね。今日は家から出ないでおこう…と思い、そのまま外に出るのがだんだんと億劫になってしまいます。

また、人付き合いが苦手で、公園や子育て支援センターに行きたくないという人もいます。このような子どもを連れて行く場所には当然他の親子連れも集まるので、ママ同士が知り合いになれてコミュニケーションをとれる機会でもありますが、苦手な人にとっては苦痛な時間ですよね。子どものために外に遊びに連れて出てあげたいけれど、気が進まず、結局家にこもってしまう時間が多くなってしまいます。

また、子どもを連れて外出すると、大きな声で泣いたり叫んだり走り回ったりと、周りに迷惑をかけてしまうことがありますが、そんな時の周囲の目も気になり、外に出たくないと思うようになります。

引きこもりはなぜ問題なのか?

様々な原因で引きこもり育児になってしまうのですが、引きこもりになってしまった場合、具体的に何が問題になるのでしょうか。

考えられる問題点としては、外の空気を吸わないことによって親子共々ストレスを溜めてしまうことです。また、子どもへの影響は、外に出ないので運動不足になることや、体力だけでなく脳への刺激も外と比べると少なくなります。体も疲れないので寝る時間も遅くなり、早寝早起きといった生活習慣が身に付きにくいです。
また、一日中家の中で過ごすので、おもちゃでの遊びも退屈になり、ついテレビやスマホに依存した子育てになる可能性があります。
このように、子どもにとっても親にとってもあまりいい影響がありません。

ABOUTこの記事をかいた人

小学3年生と幼稚園年少の二人の男の子を育てているアラフォー主婦。ドタバタと目の前で繰り広げられる兄弟喧嘩にため息をつきながらも、子どもたちの元気な成長に感謝しながら過ごす毎日。