魔の2歳児!?2歳児の子育てをどう乗り越える?

出産し新生児~乳児期を経て少しづつ出来ることも増えてくるのが2歳児。成長を感じることも増えそれは喜ばしいことですが、嬉しいことばかりではありません。一般的に2歳児は「魔の2歳児」とも言われており、自我の芽生えとともに自分でやりたいという欲求が増え、俗にいう「イヤイヤ期」が始まる時期でもあります。成長過程といえど、365日24時間向き合っているお母さんたちは、決して笑顔だけでは乗り越えれない日々も多いと思います。ここではそんな2歳児の特長やその関わり方や向き合い方、対策などお伝えできればと思います。

魔の2歳児=第一次反抗期

魔の2歳児と呼ばれる期間は成長過程であり、「第一次反抗期」と言われています。自我が芽生え自主性が出てくることで「自分でやりたい!」「~したい!」という気持ちが強くなるのです。しかしでもそこはまだ2歳児、そういう気持ちがあっても子供1人でできないことも多いですよね。そこでお母さんが手伝おうとすると「いやいや~!!」と泣き叫んだり暴れたり…毎日そのようなことが起きるとお母さんがぐったりするのも当たり前です。時間に追われていると余計にイライラしたり、ショッピングモールや公園などで大暴れされると人目が気になってしまい、それだけで疲れてしまいますよね。私は3歳と1歳の兄弟がいますので、1人が落ち着けばもう1人が泣きわめくなどしょっちゅうでした。もう諦めて「ママ先行っちゃうよ」と私1人でスタスタと歩いて行ったこともあります。子供は1度癇癪を起すとなかなか落ち着いて話が出来なかったり、ずーっと泣いてしまったり対応に困ることも多いです。しかしその子その子で表現の仕方は違いますが、そういった行動を起こすのには必ず理由があり、「第一次反抗期」という時期で成長の証なんだと頭のどこか片隅でもいいので覚えていてほしいなと思います。

注意を他のことにそらしてみる

ではここからは実際に私が行ったことも含め、どうやったらイヤイヤ期の2歳児と上手に関われるかをお伝えしていきたいと思います。ここに書いてあるものが全てではありませんし、向き不向きもあるのでぜひご自身のお子さんにはどれが合うか色々試してみてくださいね。
まず1つ目の「注意を他のことにそらしてみる」ですが、これはイヤイヤ期に関わらず乳幼児期にはぐずった時などよく言われていることではないでしょうか。「注意を他のことに向ける」とは、例えばお出掛けするの靴を1人で履きたいけど履けなくてイヤイヤしている時は「靴」対して子供の意識が向けられていますよね。時間があればそのまま子供がするように任せるのも1つの手ですが、いつもそういうわけにはいきません。お母さんがお手伝いしようとすると余計に状態が悪化することもありますので、ここは上手に他のことに意識を向けさせお母さんが手伝える状況をつくるのがいいのではないかと思います。「お外に行ったら大好きな電車が見えるかな?」「公園で何して遊ぼうか」「〇〇ちゃんの好きなおやつ買いに行こうか」など、「外に行く」ということに対して注意を向けさせ「じゃあ早くお外に行けるように靴履くのお手伝いさせてね」など声を掛けてみてはいかがでしょうか。

子供とじっくり向き合ってみる

これ実は簡単なようで1番難しいかしれません。私も今まで幾度となく挑戦しています。挑戦してもどれが正解でよかったのかはわかりません。もちろん上手くイヤイヤを乗り越えれた時もありましたが、そうでない時もたくさんありました。そしてこれは時間や場所など環境的な余裕とお母さんの気持ちの精神的な余裕が必要ですよね。なのでお母さんの心や体がしんどい時にはあまりしないほうがいいのかなとも思います。自分がしんどくなってはいけないですからね。でもぜひ余裕があるときには試してほしいと思います。「自分でしたい!」「やりたい!」でも「できない!」「どうしてできないの!」と子供なり一生懸命努力し小さな壁ではありますが乗り越えようとしているんですよね。2歳になると早い子は言葉もたくさん出るようになりますが、やはり大人と同じように十分には自分の気持ちを伝えることは出来ません。そういうときはその子供の思いを受け止め、本人が納得するまで十分向き合ってみるといいと思います。そうすると、イヤイヤ言っていた子供も次第に落ち着いてくると思います。きっとイヤイヤの根本には「認めてほしい」「受け止めてほしい」という思いがあると思うのです。子供とそういう関りが出来た時、きっとお母さんも子供もお互い満たされた気持ちになるのではないでしょうか。

ABOUTこの記事をかいた人

3歳と1歳の兄弟を育てる専業主婦です。 穏やかで笑顔あふれるお母さんを目指しています。男の子なので元気で活発!! 怒ってしまうこともしょっちゅうですが、「大好きだよ」と抱きしめることはいつも忘れないようにしています。