急成長にびっくり!生後4ヶ月の赤ちゃんの発育事情

子育て中の方、これからママになられる方。
生後4ヶ月の赤ちゃんの姿を想像することはできますか?

生後4ヶ月といえば、多くの自治体で3ヶ月健診または4ヶ月健診が実施されることと思います。
初めてのお子さんを育てている方は特に不安を感じているのではないでしょうか?

今回は10歳・8歳・0歳の3人の子育て真っ最中である私が、生後4ヶ月の頃の赤ちゃんの成長についてお話します!

出生体重の約2倍に成長!

赤ちゃんが誕生して4ヶ月。
個人差はあれど、生まれたての頃を思うとどの子も立派に成長していることと思います。

赤ちゃんの体重は生後1ヶ月で約1000g増え、生後3~4ヶ月で生まれた時の約2倍になると言われています。
3000gで生まれた子なら約6000g。
急成長ですよね!

しかし、個人差というのはどのくらいあるのでしょうか?
ここでわが家の3きょうだいの生後4ヶ月の成長具合を見ていただきますね。
(全員ほぼ3000g・48cmで生まれました)

【第一子・男の子】
体重6500g
身長63cm

【第二子・女の子】
体重7050g
身長62cm

【第三子・女の子】
体重7030g
身長64cm

おっと、こう見たら3人ともやや大き目ですね!
健診で見た感じでは全体的にもう少し小さめの子が多かったように思います。

数字だけ見ると順調に成長しているように見えますが、体重の増え方は全員全く違いました。

まず第一子は、1ヶ月で3800g、そこからの6500gなので一番スタンダードな成長をしていました。

次に第二子ですが、なんと1ヶ月で3300gしかありませんでした。
出生時の体重はしっかりあったのですが、予定日よりもだいぶ早く生まれたため哺乳力が弱く、うまくミルクを飲むことができなかったのです。
1ヶ月健診の時は心配で仕方ありませんでしたが、そこからの7050gは急成長で大変驚きました。

最後に第三子ですが、この子は最初から発育が良く1ヶ月で4300gまで増え、ミルクを飲ませすぎだと指導をされてしまいました。
その後分量の調節を試みるもすくすく成長し、7030gと体重・身長共に大変大きく育ちました。
ちなみに今も変わらず大き目を維持しています。

体重や身長だけでなく、成長のしかたも人それぞれ大きく違いますよね。

また、この頃になると首もすわりだし、うつ伏せにするとぐうーっと頭を上げる様子も見られます。
健診の際にこのテストを行うのですが、実はわが家、一発合格したのは第二子だけでした。
第一子と第三子は再健診に…。
第一子はそのままゆっくりと成長していきましたが、第三子は首のすわりが遅かったわりに6ヶ月ではいはい、7ヶ月でつかまり立ち、8ヶ月で伝い歩きとジェット機の様なスピードで成長していきました。

こうした運動面でも個人差が大きく出るのです。
きょうだいでもこれだけ違います。
そのため成長のスピードで不安を感じている方も、この時期はあまり他の子と比べずゆっくり見守ってあげてほしいと思います。

驚きのミルクの量

生後間もない頃は1回あたりだいたい20ml~40mlあたりだったミルクの量。
それが生後4ヶ月になる頃には1回あたりだいたい180ml~200mlも飲むようになります。
(ミルクだけの場合)

小さい哺乳瓶では足りなくなり大きい哺乳瓶に買い替えた時、改めて成長を感じたことを覚えています。
自分の体重はどんどん落ちてほしいと願うのに、わが子の体重はどれだけ増えても幸せに感じるのですよね。

私は第三子妊娠中からの貧血が悪化したため、早くに母乳からミルクに移行することになってしまいました。
赤ちゃん本人は母乳を飲みたがっており、あげられないことがとてもつらく悲しかったです。
それだけにしっかりミルクを飲んで成長してくれることは大変喜ばしいことですし、本当に親孝行な子だと思っています。

ただ栄養士さんのお話では、ミルクの場合1回の量は200mlまでにするようにとのことでした。
いくらかわいくても与えすぎに注意ですよ!

生後4ヶ月の赤ちゃんの一日


生まれたばかりの赤ちゃんは一日の大半を寝て過ごしていたことと思います。

わが家の第三子は起きたと思ったらミルクかおむつで、ミルクをあげたりおむつをかえたりした直後はだいたいそのまま眠りについていました。

今回は参考までに、わが家の第三子の4ヶ月の頃のとある一日の生活を見ていただきます。

0時~6時 睡眠
6時 おしっこ・ミルク180ml
7時~10時 睡眠
10時 ミルク180ml
11時 おしっこ・うんち
11時~14時 遊び
14時 ミルク180ml
14時~17時 睡眠
17時 おしっこ・お風呂
18時 ミルク180ml
18時~22時 遊び時々うとうと
22時 おしっこ・ミルク180ml
23時~ 睡眠

見返すと、生後4ヶ月のわりにはあまりお昼寝をしない子だったようです。
上に大きいきょうだいがいることもあり、余計なのでしょうね。
その分、この時期の子にしては珍しく夜にまとまって寝てくれるようになりました。

生後4ヶ月になると1回に飲む量が増えることで授乳(ミルク)の回数が徐々に減ってきます。
わが子のように早くに生活リズムが出来上がった子の中には夜中の授乳がなくなり、パパもママもまとまって眠れるようになってきますよ!

なかなか生活リズムが出来上がらなくて悩んでいる方も、日中ベビーカーに乗せてお散歩に連れて行く時間を作ることで昼夜の区別がつき少しずつ夜中の睡眠時間が延びてくるので、是非おすすめしたいです。

この時期ママが気をつけたいこと

妊娠中に増えた女性ホルモンは産後少しずつ減少し、産後4ヶ月経つ頃は体の不調を感じ出す方が多い頃だと思います。

貧血、抜け毛、肌荒れなども女性ホルモンが影響しています。

また最近は芸能人の影響で産後すぐに無理なダイエットをする方が増えてきました。
特に食事の量を減らす方が多いですが、ただでさえ赤ちゃんに栄養を持っていかれる授乳期に満足に食事を摂しないことはおすすめできません。

産後最も痩せやすいのはこの時期ではありますが、どうしても痩せたいのであれば軽い運動を取り入れたり骨盤矯正を行ってはいかがでしょうか?

産後無理なダイエットをするとホルモンバランスが乱れて逆に美しくなりません。
赤ちゃんの生活とママの健康を第一に考えることがこの時期最も大切なのです。

今まで慣れない子育てに必死で気が付かなかった心身の疲れが、どっと押し寄せてくるのもこの時期です。
できれば産前の早いうちから夫婦で家の仕事を分担できるよう話し合っておくことで、ママの負担が大きく減らせます。

いえ、是非減らしてください!

何でも一人でしてしまおうとせず、今後のためにもこの時期に頼れる場所をたくさん作ってください。
夫や両親以外にも、きょうだいや子育て経験のある友人など。
力になってくれる味方が多くて困ることはありませんよ。

…と、過去に戻れるならば自分にも言ってあげたいくらいです!

是非、心穏やかに過ごせる環境作りをしてくださいね。

またこの時期になるとミルク育児の方は生理が再開する方もちらほらいらっしゃいます。
生理が再開しているように見えなくても、排卵が起こっていた場合は生理を確認する間もなく妊娠することもあります。
妊娠を望んでいないご家庭は、家族計画や夫婦生活について夫婦で話し合っておきましょうね。
産婦人科でも相談に乗ってもらえますよ!

まとめ


生後4ヶ月の赤ちゃんとママの生活、いかがでしたか?
赤ちゃんの成長が楽しみになってきましたか?

赤ちゃんの可愛さに比例して、ママの疲労が増してくるこの時期、健康に過ごすことを第一に考え、赤ちゃんの小さくも大きな成長を家族で喜び合えるといいですね。

ABOUTこの記事をかいた人

京都在住。0歳から10歳までの歳の差三きょうだいを育てるフリーライター。長男は発達障害。一風変わった子育て経験を活かし、頑張るママたちのお役に立てるような記事を書いています。