いつまで続く?お年玉効果

もらって嬉しいお年玉! ところで、大人になっても貰っている人はいるの?
この質問には、少数の大人達が反応しました。貰ってる人、実はいるようですよ。
でも、このお年玉はいったい、いつまで渡せばいいのか、いつまで貰っていいのかという問題は、意外と議論されてませんよね。
今回、そんな「いつまで問題」に迫ってみました。

お年玉渡しの打ち止め問題

さて、世間一般ではお年玉はいつまでとの認識が強いのでしょうか。
やはり、そのこどもによっての「区切り」の年が多いようですね。
その子によってとは、学校の進学により、時期が違って来ることがあるからです。
さて、その「区切り」とは?

  • 高校を卒業した年
  • 成人した年
  • 大学を卒業した年
  • 就職が決まった年

この「区切り」を境に、大人と見なすという理由を付けて渡さなくなる、ということが多いようです。
しかし、この「区切り」もどれを選択するのかということは、意外に気を遣う問題です。
その解決法は、親戚間ならその時期をみんなで決めておけば良いようです。
ある人が言っていましたが、親戚間のお年玉は結局お金が行ったり来たりするだけで、少し年上の子がいると、その子がちょっとだけ儲けるだけなんだよね~……同じ年頃なら、同額のお金を大人がトレードして渡しあいっこするようなもんだよ……だそうです(笑)
確かにそうなんですよね。色々考えてみると、結局お年玉は儀式として行われている現実も多いという訳ですね。
親戚間ではない場合は、もっと気を遣う事になりそうですね。
もし、年齢的に渡す必要がないと思ったら、大人として接していると言う事を伝えてもいいかも知れません。本当に大人なら、その事は理解出来る筈ですからね。

お年玉貰い打ち止め問題

大人になって貰った事のある人に聞いてみると、正直な話し、お金はどんなものにせよ貰ったら嬉しいそうです。そりゃそうですよね。でも、それ以上に恥ずかしいという思いもあるのだとか。あるいは、大人として認めてもらっていないのかなと、少しだけ意気消沈する、なんて話しも。何より、受け取る時にどんな顔をし受け取ればいいのか、どうにも分らなくて困る……とも。
そうですよね。これをもし、子ども達の前でやられたら立場がなくなりそうです。
貰うのは嬉しくても、やはり就職を果たして社会人として一歩踏み出した時点で、お年玉は丁寧にお断りして、今後は大人として叱咤激励の方をお願いします! と言ったという人がいました。
やはり社会人になれば、渡す方も貰う方も一番最後になる「区切り」と考えて、その先はないものと考えておくべきでしょうね。

まとめ

やはり高校を卒業するまでは、お年玉のやり取りは、それなりに家族や色んな人達との繋がりや心遣いを頂くという点から、今後も残していきたい風習とも言えます。
それぞれの「区切り」は、各家庭や状況によりますが、社会人になったら一人の大人と認めることで、お年玉という形ではなく、大人の先輩としての付き合いを大事にしていけば良いのだと思います。

ABOUTこの記事をかいた人

1964年生まれ。 「辛い時期もいずれ過去になる。」なんて台詞が解る年頃になりました。 これまでの経験を生かし、少しでも興味を持ってもらえるような記事を書きたいと思います。